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カルテ
始まり~
会社の人
小縄
会社の人
天野
妙に馴れ馴れしい彼が少し魅力的に見えた どうにか少しでもお近付きになりたいと思ってしまう
会社の人
天野
天野
会社の人
態々俺を指名した理由は 分からないが 仲良くなるチャンスだと思った
小縄
天野
小縄さんと言われると気持ち悪く 感じた、目上の人にさんを付けられている気分だ
小縄
天野
天野君は立ち振る舞い方が俺よりも 遥かに目上の人のように感じ 雰囲気のある人だった
小縄
天野
小縄
天野君は不思議な人だ 見た目の割に生きてきた時間が長い人のように感じた 精神年齢の違いか何かであろう
小縄
天野
小縄
天野
小縄
天野
小縄
天野
ニコッと微笑む天野君は 楽しそうだが心做しか悲しそう だった
小縄
小縄
天野
小縄
人通りの多い所はあまり好まない 食堂自体が好きではない 色々な匂いが充満していて吐き気がする
小縄
天野
小縄
小縄
天野
小縄
天野
小縄
天野
天野君は優しい こんな出来損ないの俺に怒鳴りもせずに優しく接してくれる
でも、俺の本性を知ってしまったら引いてしまうだろう
小縄
小縄
天野
小縄
天野
小縄
誰にも言った事は無い 俺だけしか知らない筈なのに
天野
雰囲気とかあるんだとも思いながら 俺はミステリーの話の続きがしたかった
小縄
天野
小縄
興味を持った ミステリアスな人の 摩訶不思議な話
天野
そこにはある高校三年生の男の子が居たんだとさ
天野
小縄
天野
小縄
天野
小縄
血は歪に広がるはずなのに 真ん丸というのが不思議なのだろう
天野
天野
小縄
少しロマンティックだと思った そんなに綺麗に死ねるのだと
天野
小縄
天野
そうだといいな? 読めないのか…? 全身に鳥肌がたった
小縄
天野君、君は人間か? と言いかけた 刹那 天野君は俺を床に押し倒して
馬乗りになっていた 心臓の部分には 机から取ったであろうボールペンを 手に握っていた
小縄
天野
天野
小縄
天野
どうやら天野君はまだ死なせて くれないらしい
小縄
天野
小縄
小縄
天野
小縄
天野
小縄
自分の名前の縄 好きな自分の名前にある縄 縄
小縄
小縄
天野
ニヤッと微笑んだ まるで人の様だが 人ではないみたいに
天野
小縄
俺達は移動する事にした
景色の良い 綺麗な場所に着いた
小縄
天野
小縄
と彼は好きな場所を褒められ 嬉しそうにニコニコと微笑んだ
小縄
天野
小縄
天野
小縄
縄をシュルシュルと天井の棒に 巻き付け 小縄の頭が入る位の穴を作った
小縄
天野
小縄
そう云うと 天野君は吊るした縄を指差した
天野
小縄
天野
小縄
人生の最後にしては幸せすぎた 楽しく終われて光栄だ
縄の穴に首を入れた
小縄
天野
小縄
小縄はプランプランと縄に ぶら下がった
小縄
天野
小縄
天野
小縄
天野
嗚呼、聞き取れない 頭がふわふわとする 俺もう死ぬんだ 天野君の正体も分からずに
小縄
天野
天野
天野
今回は此処で終わり
また次の話で
なう(2025/09/07 15:09:21)
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