主
主
主
主
幸次郎side
夏休みが始まって 1週間。
休みといっても、 俺にとっては休みじゃない。
雑誌の撮影・取材、 ドラマのオーディション、 バラエティー番組にも ひっぱりだこ状態だ。
颯とはトークアプリで 連絡を取ることしかできず 会いたいが爆発しそうだ。
幸次郎
収録が終わり、 次の現場への移動中の 車内でため息をつく。
マネージャー
幸次郎
マネージャー
幸次郎
マネージャー
マネージャーは冗談っぽく 笑った。
マネージャー
幸次郎
次の現場まで距離があるため、 寝ようとした瞬間電話が鳴った。
颯
通話
00:00
幸次郎
颯
幸次郎
颯からの電話で疲れなんか 吹き飛んだ。
颯
幸次郎
確かに数日前に 貧血でダウンして、 和音にレバーを 食べさせられた。
颯
颯
幸次郎
颯
幸次郎
颯
幸次郎
颯
幸次郎
颯
颯
幸次郎
幸次郎
颯に近い和音が 羨ましい。幼なじみなんて いいポジョンじゃないか。
颯
幸次郎
颯
幸次郎
颯
幸次郎
颯
幸次郎
心臓がドキドキとうるさい。
マネージャー
幸次郎
マネージャー
幸次郎
そう言って、俺は 目を閉じで眠ろうとする。
けれども、颯の声が頭から 離れない。
幸次郎
小さく独り言を 呟く。
マネージャー
幸次郎
あんまり寝た気はしないが 最後の現場に着いたらしかった。
マネージャー
幸次郎
寝起きのせいかやる気も 出ないけど、颯の応援を 励みに最後の仕事に 向かった。
主
主
主
主
颯
幸次郎
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