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12年前
零治が棺桶の中で目を瞑っている瑞稀の傍で泣き崩れている。
そんな光景を少し離れたところで零斗は祖父の一之と手を繋ぎ涙も流さずに零治を見ている零斗を龍哉は見ていた。
獅子黄 龍哉(たつや)
その頃11歳だった龍哉は何も分かっていなかった。
まだ5歳になったばかりの零斗の抱えた重荷を…
現在
そして、どこからか騒がしい声が聞こえていた。
獅子黄 龍哉(たつや)
???
庭の方からそんな声が聞こえてくる。
舎弟
2人は庭先へと向かう。
庭先に来ると男が木刀を振り回していた
獅子黄 龍哉(たつや)
龍哉が舎弟にそう言うと、聞こえていたのか龍哉の護衛がこちらに叫ぶ
???
護衛は煽るように言う。
獅子黄 龍哉(たつや)
鈴木 流希愛(るきあ) 21歳 獅子黄組 組員 兼 若頭護衛
鈴木 流希愛
獅子黄 龍哉(たつや)
龍哉は腕を組みながら言う
舎弟
獅子黄 龍哉(たつや)
鈴木 流希愛
獅子黄 龍哉(たつや)
舎弟
獅子黄 龍哉(たつや)
舎弟
舎弟2
舎弟3
急に現れた他の舎弟達が長くいる舎弟の後ろでコソコソはなしている。
舎弟
舎弟2
舎弟3
舎弟2
舎弟
獅子黄 龍哉(たつや)
龍哉がコソコソ話に加わってくる。
『『『え!?まじすか!?』』』
3人は驚き、大声が出る。
獅子黄 龍哉(たつや)
舎弟2
舎弟3
獅子黄 龍哉(たつや)
舎弟
獅子黄 龍哉(たつや)
舎弟2
舎弟3
鈴木 流希愛
流希愛までが便乗しだす。
獅子黄 龍哉(たつや)
龍哉は呆れながら言う。
舎弟3
鈴木 流希愛
流希愛は『うんうん』と頷きながら言う。
獅子黄 龍哉(たつや)
『『『『それはそう』』』』
獅子黄 龍哉(たつや)
場面は零斗視点へ移る。
零斗は駅まで猛ダッシュし、ホームで電車を待っている。
朝、時間が無かったため、いつもは小さく束ねているピンク色の短いウルフカットの髪も下ろし、マフラーで口元まで覆っている状態だ。
更には寝起きのため、まだ眠たいのか金色の瞳も欠伸の涙でゆれている。
零斗がホームの柱にもたれ掛かり、電車を待っていると、20代の女性2人が声をかけてくる。
女性1
女性は頬を赤らめている。
三隅 零斗
零斗は眠たそうな声で答える。
女性2
もう1人の女性が問うてくる。
三隅 零斗
零斗がそう言うと同時に電車が来て、零斗は乗り込む。
2人の女性はホームで立ち止まってこちらを見ている。
その2人に零斗は電車の中から会釈をする。
それから扉は閉まり、走り出す。
すると、零斗の後ろから声をかけてくるものがいた。
???
零斗が不機嫌そうに『あ?』と振り向くと千晴が立っていた。
三隅 零斗
亜久津 千晴(ちはる)
千晴がガッカリしたように言う。
三隅 零斗
零斗はサラッと受け流す。
亜久津 千晴(ちはる)
千晴がツッコむ。
亜久津 千晴(ちはる)
千晴は我に戻り零斗に尋ねる
三隅 零斗
2人は雑談を続けながら空いている座席に座る。
そしてしばらく話し、零斗が告げる。
三隅 零斗
亜久津 千晴(ちはる)
三隅 零斗
亜久津 千晴(ちはる)
。
。
。
そして30分が経つ。
亜久津 千晴(ちはる)
三隅 零斗
零斗は返事をし、ゆっくり目を開け、 欠伸をする。
そして、欠伸を終え、目を開くと、対抗座席の女子と目が合い、
一瞬、気まずそうに目を逸らしたあと、 そっと視線を合わせ、優しく微笑む。
そして、その攻撃をもろに食らった女子は赤面させる。
その光景を目の辺りにした千晴は口をキュッと閉じる。
そして、最寄りで降り、ホームに着く。
すると
亜久津 千晴(ちはる)
千晴は悔しそうに叫ぶ。
三隅 零斗
零斗が怒鳴る。
亜久津 千晴(ちはる)
三隅 零斗
零斗は歩きながら相手にするのも面倒臭いというような態度で言う。
亜久津 千晴(ちはる)
三隅 零斗
2人は学校に着く。
そして千晴は光希と傑に電車の中での出来事を話す。
月宮 光希(みつき)
三隅 零斗
亜久津 千晴(ちはる)
白虎 傑
亜久津 千晴(ちはる)
三隅 零斗
その言葉を聞き、3人は大きな溜息を吐く。
三隅 零斗
白虎 傑
亜久津 千晴(ちはる)
月宮 光希(みつき)
三隅 零斗
白虎 傑
三隅 零斗
零斗は眉をピクピクさせる。
そう話しているとクラスの男子達の話し声が聞こえてくる。
男子
男子2
男子3
そんな話を少し離れた場所から聞いている4人。
月宮 光希(みつき)
白虎 傑
三隅 零斗
亜久津 千晴(ちはる)
白虎 傑
月宮 光希(みつき)
亜久津 千晴(ちはる)
3人は零斗と顔を見ながら、自身の顎に手を当てる。