僕の兄は、僕が4歳の頃に亡くなった。
正直、その日のことはあまり覚えていない。
覚えているのは、お母さんが涙を流していたことだけ。
ポツ、
ポツ、ポツ、
ザーー
ゆう6歳
ゆうの母
ゆうの母
ゆう6歳
ゆうの母
ゆう6歳
ゆうの母
ゆう6歳
ダッダッダッ
ゆうの母
ダッダッダッダッ
ゆう6歳
ゆう6歳
しょう
ゆう6歳
ゆう6歳
しょう
ゆうの母
ゆうの母
ゆうの母
ゆう6歳
しょう
ゆうの母
ゆうの母
ゆう6歳
しょう
ゆう6歳
ゆう6歳
ゆうの母
ゆうの母
しょう
ゆう6歳
ゆう6歳
しょう
ゆうの母
あれから僕としょうはずっと一緒だった。
その何日かしたあと、
僕は猫の言っていることがわかることに気がついた。
そして、その猫が兄だったと言うことも。
母に伝えても涙を流し「嘘だ」と言うだけ
信じているのはこの世でたった1人、
僕だけだ。
猫には兄の名前、「しょう」となづけた。
母も何とか納得してくれた。
ー何年かしたあとー
ゆう
ダッダッダッダッ
しょう
ゆう
ゆう
しょう
ゆう
しょう
しょう
ノシッ
ゆう
しょう
モミモミ
ゆう
ゆう
しょう
ゆう
ゆう
しょう
しょう
しょう
ゆう
しょう
しょう
ダッダッダッダッ
こんな時間が一生続けばいいのに。
ゆう
しょう
夢の中でも遊んでいたい。
ずっとずっと。
でも、
本当にこれでいいのだろうか、?
しょう
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