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シ導塾

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シ導塾

1 - シ導塾 1話

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2022年04月19日

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ここには見知らぬ塾がある

だが、決して入ってはいけない

何故なら...

少女と少年が仲睦まじく帰っている

紫「ねぇ、亜紀」

亜紀「ん?」

紫「私さ、正直今日の体育テスト自信無いんだよね」

亜紀「マジ?結構簡単だったんだけどな」

紫「凄いな...」

亜紀「オレはお前みたいに算数得意じゃねぇし、羨ましいけどな」

紫「そう?...あれ?何、あの建物」

亜紀「ん?何処何処?」

紫「ほら彼処(あそこ)」

紫が指差した先に、建物があった

亜紀「あ、あれか!」

紫「あれ何だろうね?」

亜紀「行ってみようぜ!」

紫「...「シ導塾」?」

亜紀「あぁ...。えーと、「ここでは全ての生徒が受験に成功し、テストで満点が取れるようになります」!?」

紫「なんそれ凄!えと、対象年齢は...11歳〜12歳の小学生のお子様...私達じゃん!」

亜紀「マジで!?じゃあ入ればテストで満点取れるの!?入ろうぜ!」

紫「うん!」

紫(あれ、下ら辺の...注意事項?は掠れてて読めない...)

亜紀「紫?どうした、早く行こうぜ!」

紫「あっ、うん!」

ドアを開け中に入る

紫「おー、私達以外にもそれなりに居るね」

亜紀「だな...他の人はあっちの...Bクラスに行ったみたいだな」

紫「そうだね。行こ」

移動中

紫「こんばんは...」

歌璃「ん?あ、おー!新しい人二人きたー!」

楽音「ガチ?あ、居る!こんばんは!二人共ー!今は先生いないし、席に座って待ってたらいいと思うよ!」

紫「お!ありがとう!私、篠原 紫(しのはら ゆかり)!コイツは東上 亜紀(とうかみ あき)!仲良くしよ!」

亜紀「おいコイツ呼ばわりやめい」

二人は楽音と歌璃の近くに座った

楽音「宜しく〜!あたし、絵崎 楽音(えざき らくね)!歌璃(かる)とは双子なんだ!」

亜紀「おー!宜しくな!」

紫「じゃ、待っとくか」

教員「こんばんは!皆さん!」

ドアを開けながら言った

児童「こんばんはー」

蓮「礼儀正しいですね!私はクラス関係なく貴方達の先生になります。西野 蓮(にしの れん)といいます!宜しくお願いします!」

蓮「早速ですが、進級テストをします!」

生徒「え?」

蓮「Bクラスだと、我が塾の評判が下がってしまうのでね...。早速やります」

テスト中

紫「...」

紫(比較的簡単な漢字テスト...けど、色々と間違えやすい漢字ばかり...)

テスト後

蓮「えー...殆ど皆さん満点ですね...ですが...」

蓮「大橋君 起立」

当真「は、はい」

赤い髪に茶色いグラデーションの髪の少年が恐る恐る返事をし、立ち上がる

蓮「貴方は、テストが90点でした」

当真「はい」

蓮「最低偏差値であるBクラスのテストも解けないのであれば、貴方はもう此処に居る必要はありません」

当真「え、だって...急に言われても、勉強なんてしてな...」

蓮「こんなものは勉強しなくとも解けます。はぁ...もういいです。」

当真「え...?」

蓮は一瞬で当真の腹にカッターを刺した

生徒「!!?」

当真「あーーー」

当真「あ"あ"ぁ"あ"あ"!!!」

当真が叫んでいても、容赦なくカッターを刺す蓮

当真「うわぁあああ痛いぃい"い"い"!!!」

蓮が大きくカッターを振り上げた

ザクッ

当真の悲痛の声も虚しく、トドメを刺され死んだ

生徒達は青ざめた表情で固まっている

蓮「...今の大橋君の様に、進級テストで満点では無かったものは塾の名誉に関わるので排除させて頂きます。宜しいでしょうか」

生徒達が黙って頷く

蓮「宜しい。あ、逃げようとしても無駄です。ドアは消えましたし、窓には現実世界とは違う異世界が写っています。どうしてもというのなら、全ての科目ごとのテストで満点を取ったら出ても良いです」

蓮「今日はこれでおしまいです。あとは児童室で過ごしましょう。では」

蓮が去っていく

亜紀が絶望の表情で言った

亜紀「...これから、オレ等、どうなるんだよ...!?」

終わりです
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