秋の終わり肌寒い通学路
笑いふざけ合う三人のお友達
少女そこで見た一ツ眼の殺人鬼
目を覚ますと白い壁病院で
すぐに駆け寄ったニ人の女の子
来迦
月菜
来迦
生き残った少女は
百合
憶えてるのはひとつ
嗚呼ーツ眼リッパー?少しだけ
脳裏に浮かぶのあの子の笑顔が
血のつながらない妹が
少し前からおかしくなったこと
来迦
彼女はとても臆病な女の子
だけど本当は優しい人なのに
いつからか少女は怯えてた
姉に執着する異常妹に
被害者は皆
少女の知る女の子、男の子
どこに居たって
後をつけられてる
嗚呼ーツ眼リッパー?怯えてる
月菜
来迦
恐怖を飲み込み手をとる姉
月菜
嗚呼でもねそれが本当ならさ
来迦
姉妹二人で路地裏を
歩いた先に血だまりが一つ
ねえおかしいのよだってほら
この子は今まで私とニ人で
ーツ眼リッパー笑ってる
月菜
来迦
ゆらりと笑ったその顔知ってる
来迦
来迦
妹を庇って血が舞い散る
泣き叫ぶ少女見下ろす彼の眼
正気の沙汰ではないと知る
来迦
それは誰のハッピーエンド?
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!