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えっと、、神って呼んでいいですか?w最高です
作者
作者
作者
作者
作者
作者
作者
先生が入ってきて、ホームルームが始まった。
担任
担任
綾瀬
担任
井ノ口
担任
ゆうすけ
次々と名前が呼ばれていく。
なにも変わらない、いつもの出来事。
ちらりと、しょうを見る。
少し前屈みの、肩が上がった背中。
その背中に、抱きつけたらな、なんて。
俺は結局、しょうが他人と幸せになる姿を見ていくんやろうな。
しょうはきっと、俺のことは幼なじみやと思ってる。
だから。
俺のこんな気持ちは、消してしまった方がええんやろう。
分かってる。だけど消せなくて。
まだ期待してる自分がいる。
もう少し、もう少しだけ。
この気持ちを、この幸せを、
持っていたい。
担任
しょう
今日は朝から、悠くんと喋れた。
おはよう、と返してくれるだけで、気持ちが沸き立つ。
勉強してるときの真剣な顔も、
一緒にいるときに、見せてくれる笑顔も。
全部が好き。
俺はαやから、悠くんを無理やり手に入れるのもできるけど、
そんなんじゃ、嫌。
悠くんに、俺をみてほしい。
君のその目も、その身体も、
全部、俺の色で染めたい。
ー本能が、叫ぶ。
この人は、俺の物だ、と。
休み時間
りうら
ないこ
ゆうすけ
しょう
しょう
りうら
ないこ
しょう
しょう
ゆうすけ
じっと、りうらのうなじを見る。
濃く歯形のついた、ないこの物の証。
ーいいなあ。
ないこ
りうら
ないこ
りうら
しょう
ないこ
りうら
ないこ
二人、手をつないで去っていく。
ゆうすけ
しょう
ほとけ
いふ
言い終わる前に、ほとけがつまづく。
ほとけ
いふ
すんでのところでまろが手を引き、受け止めた。
いふ
ほとけ
ちゅっ、とまろの頬に軽いキスをする。
いふ
ほとけのおでこにさっきのを返すように、キスをする。
ゆうすけ
しょう
しょう
薬指に光る、美しいサファイア。
もしかして、これは。
ほとけ
ほとけ
いふ
いふ
しょう
ゆうすけ
ほとけ
いふ
いふ
ほとけ
ゆうすけ
しょう
放課後
しょう
しょう
ゆうすけ
しょう
しょう
ゆうすけ
しょう
ゆうすけ
期待する。
でも、いつもと変わらなくて。
、、、自分が馬鹿みたいだ。
でも、この一瞬だけ、馬鹿でいさせて。
ゆうすけ
しょう
ゆうすけ
そのとき。
しょうの手が、俺の手と重なった。
、、、
うれしい。
こんなの、初めてで。
しょう
しょう
手を、繋げた。
どうか、君が僕を好きになりますように。