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コメント
6件
ハート♥️が728になってるのでそっとしておきます
こっちがキュンキュンするわ()
この書き方ほんま好きやわ〜
あの日から数日が経った、
少し距離ができていた
久しぶりにアイツの顔を見た
『おはよ』
「お、おはよ、」
久しぶりに聞いた声、久しぶりに見た素っ気ない態度
それが心地よくも感じた
『今日放課後空いてる?』
「空いてるけど、」
『じゃあちょっと付き合ってよ』
「え?」
『空いてるならいいよな?』
「いいけど、」
『じゃあ決まり』
『迎えに行くから教室で待ってろよ』
さりげなく、、、、
足がもたついた気もしたけど、
気にしない、気にしない
顔、引きつってる?
トイレにダッシュし、鏡を見る
『うわぁ、』
顔、引きつってた、
どんな目で見られてたか、
嫌われた?
いや、そんなわけない、 これって、どういるのが正解?
なんてこと授業中永遠に考えてるから
時間なんてあっという間
気づけばもう放課後
号令と共に教室を飛び出す
『橘!』
隣のクラスは既に解散しており
教室には橘、1人
「ほんとに来たんだ、」
『ほら行くぞ、』
あいつの手を取り学校を勢いよく出る
連れていった先は
「どこ?ここ?」
『俺の家』
「な、なんで!」
『俺が連れてきたかったから』
『入ろ』
「え、ちょっ」
戸惑ってるあいつをそのまま部屋まで連れ込んだ
「1人、なの?」
『まぁ、家出したからな、』
「家出?」
『家が嫌になって』
「そうなんだ、」
人に初めて話した
自分の家族の話
あいつにどんな目で見られてたか、そんなことを考えてるより早く時間が過ぎた
「じゃあ私、帰るね、」
『橘』
「え?」
不意に名前を呼んでは ぎゅっと抱きしめる
「高橋くん?」
『ありがとう、話、聞いてくれて』
「い、いいよ、」
『送ろっか?』
「ううんいいよ、」
「またあした」
あいつが帰る後ろ姿を
見えなくなるまで見つめていた
続く
♡♡275以上で続き