テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
101
SOMAMON7A
2,496
#推しがたくさんいる人が嘆きます
美玉びーず_@八千慧様が尊し
2,659
1,839
……あれから二月。教わった呼吸法で肺が徐々に大きくなってきたのか、咳き込むことは殆ど無くなっていた。 梅雨の時期が近づいてきてじめじめしている空気を肺いっぱいに吸い込み、急速に留まらせる。だんだんと身体が熱くなっていくのを感じながら、木刀を振った。
冨岡義勇
義勇さんは(心做しか)渋い顔で腕を組む。 私は肩を落とした。 無理もない。そもそも、力が強いのは大抵男性だ。女で、尚且つ普通よりも小さく産まれた私では、頸を斬るなんて夢のまた夢だろう。
冨岡義勇
広幡才彩
冨岡義勇
そうか。義勇さんも、鬼殺隊に入る前に修行をしていた時期があった。その頃に育ててもらっていたのが鱗滝さんなのだろう。
冨岡義勇
_______________________________________________
広幡才彩
行きの挨拶を大きく言うと、義勇さんは私を呼び止めた。
冨岡義勇
そう言って手渡されたのは、藤の花の香りがする匂い袋。
冨岡義勇
広幡才彩
広幡才彩
寛三郎
こうなる予感はしていた。ただでさえ入り組んでいる獣道をおじいちゃんに案内されたら、人間でもこうなるだろう。 この調子だと、着くのは明日かなぁ…… 夜も更け、義勇さんに拾ってもらったあの日と同じぐらいの暗さになっている。匂い袋があるから、鬼には襲われないはずだが、やはり不気味だ。つい足が竦んでしまう。
???
広幡才彩
ばっと振り向くと、そこにはおじいさんがいた。天狗の面をつけ、水色の服を着ている。
???
広幡才彩
鱗滝左近次
コメント
1件
うおお、鱗滝さん登場!!「育手」ってタイトルがもうアツいわ…義勇さんが「教えきった」って言うのも、才彩の成長を感じさせるし、でも「女で小さく産まれた私では」って自己卑下しちゃうところもグッとくる。藤の花の匂い袋の優しさよ…次の修行編、マジで楽しみ!!🔥