あやめ
仁
あやめ
あやめ
仁
仁
あやめ
あやめ
仁
仁
なごみ
なごみ
なごみ
なごみ
なごみ
なごみ
なごみ
なごみ
なごみ
なごみ
なごみ
なごみ
なごみ
なごみ
なごみ
なごみ
あやめ
仁
あの日何時間にも及ぶ手術の結果 なごみは旅立った
引き換えにあやめが産まれた
なごみはどちらが 助かるかの瀬戸際で
必ず子どもを助けてと 先生に話したそうだ
あやめは産まれた時小さすぎて 入退院を繰り返したが
元気に育ってくれた
なごみは一生分の奇跡なんて 言うけれど
もしそうなら3人で生きていたかった
あやめ
仁
あやめ
あやめ
仁
仁
仁
もしも本当の奇跡が起こるなら なごみも助かってほしかった
なごみが旅立った時 奇跡なんて起こらないと
泣き続ける日々を送っていた
でもあやめがいて その小さな手を守るために生きた
それでもなごみがいない現実は 奇跡なんて起こらないと実感させた
あやめ
仁
あやめ
仁
あやめ
あやめ
あやめ
仁
仁
あやめ
あやめ
仁
仁
あやめ
仁
あやめ
仁
あやめ
仁
あやめ
仁
あやめ
あやめ
あやめ
あやめ
この時になってようやく なごみの起こしてくれた奇跡の意味を
知ることができた
なごみと出逢えたこと あやめと出逢えたこと
俺にとっても 一生分の奇跡だったよ
あやめ
仁
あやめ
仁
あやめ
仁
仁
仁
あやめ
仁
仁
仁
仁
なごみ
仁
仁
なごみ
仁
なごみ
なごみ
なごみ
目を閉じるその瞬間まで
~完~
コメント
2件
どちらかが目を閉じたとき、一緒にいることができなくなる…深くて切ないお話でした!