先生はいちごの王子さま

キーンコーンカーンコーン

放課後、ようやく俺は 🍓👑から解放されました。

なんか、会議があるらしくて 慌ただしく出ていきましたね

トンっ

木下さんは麗良ちゃんと よく一緒にいる女の子だ

こちらも大人気な女の子

拾ってみるとその紙には

転校生ウザくない？

書かれているのはそれだけではなかった

わかるそれ！

🍓👑と軽々しく話してさー ほんとウザイ

転校生だからって調子乗んないでほしーよね

ガチャ

施設の扉を開けると すぐに小さな女の子が飛び出して俺に飛びつく

こころは俺と同じ施設に 預けられている小学一年

何故かわからないけど俺に なついている 多分寝る部屋が 同じだからだけど

なんでこんなに歳が離れてるのに部屋が同じかと言うと

なんか、中学生以上の人は 小さい子のお世話をするために 同じ部屋にされてるらしい

ご飯を食べてから部屋に戻って、こころを寝かしつけてから さっきの紙をめくる

案の定たくさん悪口が書かれていた

その中に衝撃的なのが見つかった

ホント、まじ邪魔〜♪‪w‪w

やっぱりみんな裏切っていく

先生も、友達も、何もかも

今の俺が信じられるのは こころだけじゃん…

情けねぇ…‪w小学一年生の 女の子しか信じられないなんて‪

こころはもっとたくさん 友達がいるんだろうなぁ…

いい…なぁ…

泣いてるうちに、俺は 眠りに落ちていった