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春、進級、クラス替え、出会い
春はあまり好きではない
そういうものには、あまり俺は期待しない
いくら仲が良くても、心が離れていってしまうからだ
大野 里歩（ｵｵﾉ ﾘﾎ）
篠宮 晴人（ｼﾉﾐﾔ ﾊﾙﾄ）
俺は篠宮晴人
今日から中学二年生だ
こいつは大野里歩
中一の頃から、付き合っている
大野 里歩（ｵｵﾉ ﾘﾎ）
大野 里歩（ｵｵﾉ ﾘﾎ）
大野 里歩（ｵｵﾉ ﾘﾎ）
篠宮 晴人（ｼﾉﾐﾔ ﾊﾙﾄ）
大野 里歩（ｵｵﾉ ﾘﾎ）
篠宮 晴人（ｼﾉﾐﾔ ﾊﾙﾄ）
篠宮 晴人（ｼﾉﾐﾔ ﾊﾙﾄ）
大野 里歩（ｵｵﾉ ﾘﾎ）
大野 里歩（ｵｵﾉ ﾘﾎ）
篠宮 晴人（ｼﾉﾐﾔ ﾊﾙﾄ）
篠宮 晴人（ｼﾉﾐﾔ ﾊﾙﾄ）
大野 里歩（ｵｵﾉ ﾘﾎ）
大野 里歩（ｵｵﾉ ﾘﾎ）
大野 里歩（ｵｵﾉ ﾘﾎ）
篠宮 晴人（ｼﾉﾐﾔ ﾊﾙﾄ）
そう言って俺たちは、いつものように昇降口まで歩いた
大野 里歩（ｵｵﾉ ﾘﾎ）
付き合いが先生にバレると、クラスを離されるというが
そんなわかり切ったこと、どうして今更言うのだろう
篠宮 晴人（ｼﾉﾐﾔ ﾊﾙﾄ）
大野 里歩（ｵｵﾉ ﾘﾎ）
大野 里歩（ｵｵﾉ ﾘﾎ）
海堂 陽鞠（ｶｲﾄﾞｳ ﾋﾏﾘ）
里歩がなにか言いかけたときだった
遠くから、一人の女子が里歩に向かって手を振っていた
海堂 陽鞠（ｶｲﾄﾞｳ ﾋﾏﾘ）
海堂 陽鞠（ｶｲﾄﾞｳ ﾋﾏﾘ）
海堂 陽鞠（ｶｲﾄﾞｳ ﾋﾏﾘ）
大野 里歩（ｵｵﾉ ﾘﾎ）
ポニーテールの、関西弁の少女…
関西弁が印象的で、なんとなく覚えている
名前は確か…海堂陽鞠
篠宮 晴人（ｼﾉﾐﾔ ﾊﾙﾄ）
大野 里歩（ｵｵﾉ ﾘﾎ）
大野 里歩（ｵｵﾉ ﾘﾎ）
大野 里歩（ｵｵﾉ ﾘﾎ）
大野 里歩（ｵｵﾉ ﾘﾎ）
篠宮 晴人（ｼﾉﾐﾔ ﾊﾙﾄ）
大野 里歩（ｵｵﾉ ﾘﾎ）
大野 里歩（ｵｵﾉ ﾘﾎ）
篠宮 晴人（ｼﾉﾐﾔ ﾊﾙﾄ）
さっき、何を言おうとしたの
そう聞こうと思って、やめた
最近里歩は、何を言いたいのか
「あのね……やっぱりなんでもない」の言葉を繰り返している
俺は去年の担任から、クラス名簿を貰った
俺は6組、里歩は1組だった
一番遠いクラス……
篠宮 晴人（ｼﾉﾐﾔ ﾊﾙﾄ）
大野 里歩（ｵｵﾉ ﾘﾎ）
大野 里歩（ｵｵﾉ ﾘﾎ）
大野 里歩（ｵｵﾉ ﾘﾎ）
俺の2つ上には、海堂陽鞠の名前があった
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