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夜神 大雅
…ん…
宇佐見 誠
お？起きたか？
夜神 大雅
宇佐見?!
宇佐見 誠
お前も起きた事だし俺は仕事に戻るとするか
夜神 大雅
あ、おい！
うっかり袖を掴む
宇佐見 誠
あ？
宇佐見 誠
どうした？
夜神 大雅
あのさ…宇佐見…
宇佐見 誠
なんだ？
夜神 大雅
なんで宇佐見は毎回毎回俺の喧嘩止めるんだ？
宇佐見 誠
その事か…
夜神 大雅
………
宇佐見 誠
教えてやってもいいがそれはお前の行動次第だな〜
夜神 大雅
な!?
宇佐見 誠
ﾌｯ
夜神 大雅
あ！おい！からかったな！
宇佐見 誠
さぁどうだろうな？ﾆｺ
キュン♥
夜神 大雅
ｯｳ！
夜神 大雅
(？…キュン？…)
宇佐見 誠
さて仕事に戻るか
宇佐見 誠
夜神お前も教室に戻れよ？
夜神 大雅
…………
宇佐見 誠
夜神？
顔を覗き込む
夜神 大雅
?!あ、わ、分かった!!
宇佐見 誠
あんまりぼーっとするとそのうちやられるぞ〜
夜神 大雅
ッバ！俺はそんなに弱かねぇ!!
宇佐見 誠
ﾌｯ
夜神 大雅
もう!!
夜神 大雅
知らねぇ!!
教室を出ていく
宇佐見 誠
ﾌｯ全く相変わらず可愛いなあいつは(ﾎﾞｿｯ)
〜7年前〜
宇佐見 誠
はぁ〜ぁ
宇佐見 誠
あそこの四天王が1番強ぇって聞いたのにクソ弱ぇじゃねぇかよ
宇佐見 誠
もうちょい手応え欲しかったな…
遠くから
ヤンキー
おい！糞ガキ！離しやがれ！
夜神 大雅(幼)
やだ！離さね！
ヤンキー
この糞ガキ！
蹴りをいれる
夜神 大雅(幼)
ｯｳ！……
ヤンキー
へっ！ざまぁみやがれ！
ヤンキー
おめぇが勝手に入ってきたのが悪ぃんだぞ！
夜神 大雅(幼)
うぅぅ……
ヤンキー
んじゃこれで思いのままに出来るぜ
ちょっと先に居た猫の所まで行き
ヤンキー
俺の物を引っ掻き回すお前が悪いんだからな
弱りきってる猫に蹴りをいれる
ヤンキー
へへっ
ヤンキー
アハハ
ヤンキー
アハハハハ
ヤンキー
ちょー楽しi
ヤンキー
ｸﾞﾊｧ！
宇佐見 誠
何弱いものイジメしてんだよ
ヤンキー
何すんだてめぇ!!
ヤンキー
ｶﾞﾊｯ！
宇佐見 誠
フン
宇佐見 誠
てめぇいっぺん地獄に行ってこい
ボコボコに殴り倒す
宇佐見 誠
弱ぇな
夜神 大雅(幼)
うぅ…ｸﾞｽｯ…
宇佐見 誠
そこのガキ何泣いてんだよ
夜神 大雅(幼)
ｸﾞｽｯ…猫が…猫を守れなかった…
宇佐見 誠
は？そんな事で泣いてんのか？
夜神 大雅(幼)
うん…だって絶対守るって猫と約束したのに守れなくて…傷つけちゃった…
宇佐見 誠
はぁ
宇佐見 誠
まぁお前はどうやってもあいつには勝てなかったさ
宇佐見 誠
それにその猫は野良だろ？
宇佐見 誠
野良は何時か強いものに負け死ぬ時は死ぬんだよ
宇佐見 誠
だからそんなんで泣いて立ち止まるな立ち止まるくらいならそれを糧にして前に向け
宇佐見 誠
分かったな？
夜神 大雅(幼)
…お兄ちゃん…
宇佐見 誠
なんだよ？
夜神 大雅(幼)
…ありがとう！俺何時かお兄ちゃんみたいに強くなる！ﾆｺ
宇佐見 誠
おう
夜神 大雅(幼)
だから…
宇佐見 誠
ん？
夜神 大雅(幼)
だから俺の事覚えていて！
夜神 大雅(幼)
俺お兄ちゃんと一緒に組みたいから
宇佐見 誠
ﾌｯ分かったよ覚えといてやるﾆｺ
夜神 大雅(幼)
うん！俺の名前は夜神大雅って言うから！ちゃんと覚えといてろよ！
宇佐見 誠
分かった分かったﾆｺ
宇佐見 誠
またな夜神大雅ﾆｺ
夜神 大雅(幼)
またね！お兄ちゃん！
去る
宇佐見 誠
将来が楽しみだなｸｽ
宇佐見 誠
懐かしいな〜
宇佐見 誠
まぁあいつは覚えてなかったみたいだけどなｸｽ
宇佐見 誠
まぁ徐々に思い出させてやるか
宇佐見 誠
何時かきっとか…
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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