伊織くん
紫
伊織くん
伊織くん
伊織くん
伊織くん
伊織くん
紫
紫
伊織くん
伊織くん
そう言うと、伊織くんは
何やら意味ありげに笑った。
な、なんだろう!?
…楽しみっ!!
紫
紫
伊織くん
伊織くん
紫
紫
伊織くん
私の手には
さっき買ったばかりの
珈琲が入った袋があるのです。
私は知る由も ありませんでした。
…この珈琲が
ブラックだったなんて
紫
コンビニの中の
飲食コーナーで私は…
苦手である珈琲と
静かに戦っていました。
紫
紫
ただ今、私は
店員さんたちに何やら
冷たい目で 見られておりますっ!!
…恥ずかしいっ!!
わ、私、飲めるもんっ!!
ゴクッ!!
紫
紫
店員さん
店員さん
店員さん
…終いには
店員さんに注意される始末。
…うわあーーー!!
は、恥ずかしいっ!!
伊織くんの忠告、
聞いとけば良かったああああーーーっ!!
…そう思っていると…。
聞き慣れた、優しい声が
聞こえてきたのです!!
伊織くん
紫
伊織くん
伊織くん
紫
私は手の中にある珈琲を
よく見ると…
…ブラックでした。
何という過ちっ!?
恥ずかしいっ!!!
伊織くん
紫
伊織くん
伊織くん
紫
そ、そそそそんな事したらっ!
伊織くんのいちごみるくが…!
伊織くん
伊織くん
ば、バレてるっ!?
紫
伊織くん
伊織くん
伊織くんの優しい笑顔に
私は言葉を失いました…。
だって…。
だって…。
伊織くん
伊織くん
伊織くん
紫
伊織くんは私の手から
飲みかけの珈琲を 強引に奪うと。
ゴクゴクと、一気に 飲み干してしまう。
伊織くん
伊織くん
紫
伊織くん
紫
紫
伊織くんはサラサラの黒髪を
揺らしながら、
いつも通り、優しく笑った。
伊織くん
伊織くん
い、伊織くんっ…。
今凄く、幸せな気持ち。
…何だろう、この気持ち。
まあ、いっか!!
伊織くん
紫
伊織くん
伊織くん
伊織くん
紫
紫
紫
伊織くん
伊織くん
伊織くん
伊織くん
伊織くん
紫
伊織くん
紫
…でも。
…私は。
先輩として…
ここで終わるわけにはいきません…!!!
コメント
7件
戻ってくるなんて、お優しいですね!
伊織くん!?それ間接キス……!?わー!!!すげぇー!!!