菫
呪霊操術(じゅれいそうじゅつ)
“呪霊を取り込み自在に操る”
呪術区分 生得術式
術 者 夏油傑げとうすぐる 、 羂索けんじゃく
極 ノ 番 うずまき
降伏した呪霊を取り込み自身の下僕しもべとして操ることができる術式。
対象の呪霊が階級換算で、術者の2級以上の格下なら、“降伏の儀”を省き、ほぼ無条件で取り込むことができます。
媒介は不要で、使役した呪霊自身の呪力で術式を発動することが可能となっています。
手数の多さが強みであり、「渋谷事変」において羂索は1,000万体の呪霊を保持していたことから、その容量に制限はないようです。
「百鬼夜行」時には、呪霊操術の奥義である極ノ番「うずまき」にて、4,461体もの呪霊を1つにし「高密度の呪力」を再現していましたが、「うずまき」の真価は他にあります。
それは準1級以上の呪霊に使用した場合、“術式を抽出する”ことができるという能力です。
「呪霊操術」まとめ
取り込める呪霊の数には制限がない
既に主従関係のある呪霊は取り込めないが、呪霊の主を倒すことで取り込むことが可能
取り込むには呪霊を飲み込む必要があり、その味は吐瀉物を処理した雑巾を丸呑みするような味をしている
取り込んだ時点で、呪霊の術式の精度の成長は止まっている
極の番「うずまき」で精製した呪力は術師に還元できない
準1級以上の呪霊に使用した場合、術式の抽出が可能