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杏美(あみ)🙈👊🏻💋
まろ眉
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とある会社の喫煙所
社員B
社員A
社員B
社員A
社員B
社員B
社員A
社員B
社員A
社員B
社員B
ここは県内有数の某食品会社の本社である。そして、そんな会社で早々に“社長の愛人”などと噂され、いきなりハードモードを強いられてるOLは私の事。
何でそんな噂されたかと言うと自分でも大体思い当たる節がある。“愛人”というのは間違っているが、私が居酒屋のバイトと掛け持ちで3年間やっていたキャバ嬢時代の指名客がここの社長だという事実は確かだ。
だけど、関係はそれだけであって元々福利厚生のしっかりした食品関係の会社に勤めたいと思っていたことが会社を決めた1番の理由。それにあたって面接もちゃんとしたし、そもそも社長が大多数いる社員を決めているわけではないのでコネで入社したなんてことはまずない。 ただ、社長には「私も一緒に仕事したいです〜。今度面接に行きますねっ🩷」って念を押してから入社したなんて口が裂けても言えないが。
矢崎柚子
遠山泉
矢崎柚子
遠山泉
矢崎柚子
ついでに話す事でもないがこの会社に勤めたら何故か“遠山泉”という男に再会してしまったのだ。多分、腐れ縁というやつである。
仮に今、運命の神様に言いたい事があるとしたら「もう会いませんように。という願いをどうして叶えてくれなかったんでしょうか?」という質問1択でしかない。
矢崎柚子
矢崎柚子
遠山泉
矢崎柚子
矢崎柚子
私が会社に来てからおおよそ1ヶ月が経っていた。体を使う仕事しかしてこなかった私には慣れない事ばかりだった。
矢崎柚子
矢崎柚子
「真面目に慎ましく」 これが今の私の座右の銘だ。
遠山泉
矢崎柚子
遠山泉
矢崎柚子
この会社で遠山に初めて挨拶した時は、あからさまに顔が引き攣って驚いた表情をしていたが、あれ以降は特に変わりなく接してくれている。まあ、お互いにもういい大人だから“あんな事”があったくらいでいちいち動揺したりはしないという事だろうと思う。
ただ社内で広まっているあの噂については恐らく遠山の耳にも入ってきているだろうと思うので、その点に関しては少し懸念していた。
橋下鈴音
この声をかけてきてくれた女性は橋下鈴音(はしもと すずね)さんという自分と同い年くらいの先輩である。私が入ってから何回か話したことはあるが、お昼に誘われたのは今日が初めてだった。
矢崎柚子
橋下鈴音
橋下鈴音
橋下鈴音
矢崎柚子
矢崎柚子
この会社ではなるべく空気になれるように目立たない格好で過ごしている私に対して、このいかにもキラキラ女子っていう感じの子が、私なんかに話かける理由なんて何か裏があるに違いないと勘が警告を鳴らしている。
矢崎柚子
橋下鈴音
橋下鈴音
橋下鈴音
橋下鈴音
この女性が私に何を期待しているのかは分からないが、こう見えてもキャバ入りたて時代に5回もドレスを破られた中で生き抜いてきた女の図太さを知らぬであろう。
矢崎柚子
私は自分のお弁当をパカッと開くと、堂々と彼女の目の前に差し出した。
橋下鈴音
橋下鈴音
矢崎柚子
矢崎柚子
橋下鈴音
橋下鈴音
橋下鈴音
予想はしていたが、彼女は自分で人のお弁当見たいと言いながら引き攣った顔をしていたのだ。
遠山泉
橋下鈴音
橋下鈴音
すると隣のデスクに座っていた遠山が吹き出して笑っていた。私と橋下さんの会話を聞いていたのだろう。
矢崎柚子
遠山泉
矢崎柚子
矢崎柚子
橋下鈴音
橋下鈴音
矢崎柚子
橋下鈴音
矢崎柚子
橋下さんが廊下へ出るのを確認すると私は一息ついた。
矢崎柚子
矢崎柚子
矢崎柚子
遠山泉
遠山泉
矢崎柚子
遠山泉
矢崎柚子
遠山泉
矢崎柚子
でも、いい歳して「出来ません」なんて言い訳したら会社からすぐに必要とされなくなるだろう。
矢崎柚子
遠山泉
遠山泉
矢崎柚子
遠山泉
遠山泉
遠山泉
矢崎柚子
それから何日か経って、 目立たず真面目に働いていた結果もあってか、ようやく“社長の愛人”とかいう噂も消えかけていたその時、再び爆弾が投下されるなんて思いもしなかったのである。
橋下鈴音
矢崎柚子
橋下さんのその一言で一気に課内の空気が凍った音が聞こえた。
矢崎柚子
矢崎柚子
恐らく課内で聞き耳を立てているであろう人にも向かって、わざと大きな話す私。 仮にその話が本当だったとしても、そんな話を人にするメリットなんて一切見つからない。私が社内で穏便に過ごすための答えは「NO」でしかないのだ。
矢崎柚子
矢崎柚子
橋下鈴音
社員D
社員E
遠山泉
遠山泉