綾乃
ふぅ……
綾乃
終わった……
綾乃
でもまだまだ……
綾乃
終わらない……
私は真菜の手首をバックにしまい、
家に帰った。
次の日
菜々美
それでね、美結〜
美結
なあにー?
綾乃
おはよ。
菜々美
あ、クソブスが来たw
美結
クソはあっち行けwwww
綾乃
はい……
立ち止まって睨んでみる。
美結
は!?こっち見んな!
蹴飛ばされた。
綾乃
痛い……(´;ㅿ;`)
菜々美
あはは笑
ゴミが泣いた〜笑
ゴミが泣いた〜笑
美結
きたなーいwww
綾乃
…………
綾乃
(覚えてろよ……)
彩那の所に行く。
彩那
綾乃……
綾乃
気にしないで。
大丈夫だから(^-^)
大丈夫だから(^-^)
彩那
何かあったら相談してね?
彩那
綾乃が抱えすぎて
彩那
やばいことしちゃ、アレだから……
まるで私のことを見透しているかのように彩那は言う。
綾乃
分かってるよ……
ちょうどその時、別の会話が聞こえた。
菜々美
ね、美結……
美結
なあに?菜々美
菜々美
真菜来なくない?
美結
確かに……いつも一番乗りなのに……
私は
その会話を聞いた瞬間
そっとほくそ笑んだのだった。
いい気味。
大丈夫。
あんたらも
直ぐにあいつの所に行かせてあげる。
…………
………
……
…
結局今日は
真菜が行方不明だったので、
学校はすぐに終わった。
家に帰って
スマホを開く。
綾乃
はあ……
綾乃
(なんで私クラスのグループチャットに所属してんだろ)
私はそこから
『Miyu☆』を追加した。
ー美結とのチャットー
綾乃
こんにちは
Miyu☆
は?
Miyu☆
なんでお前追加してんの?
綾乃
あの、えっと
Miyu☆
早く言えゴミ
綾乃
明日一緒に遠くに行きませんか?
Miyu☆
は?
Miyu☆
お前となんて
Miyu☆
お断りに決まってんだろw
綾乃
私、もっといじめられたいんです。
Miyu☆
は?(╭☞•́∀•̀)╭☞キモッ!www
Miyu☆
まあいいよw
Miyu☆
最近気に入らないことばっかあったし
Miyu☆
サンドバッグが欲しかったんだよね〜笑
綾乃
……ありがとうございます。
綾乃
じゃあ明日○○駅で
スマホを閉じた。
綾乃
ふふっ
綾乃
やっぱみんなチョロい笑
綾乃
明日が楽しみだな〜