それから私は非術師を憎み
全員殺すように計画を立てていた
それから数年が経ち
乙骨憂太ではなく里香を手に入れるため
百鬼夜行を行った
最後私は乙骨憂太に負け
逃げようとしたところ
ある2人がこちらに来た
夏油傑
素晴らしい
夏油傑
本当に素晴らしいよ
私はズルズルと座り込んだ
夏油傑
正に世界を変える力だ
夏油傑
里香さえあれば
夏油傑
せこせこ呪いを集める必要も無い
夏油傑
次だ
夏油傑
次こそ手に入れる!!
そこへ2人の足音が近づく
夏油傑
!
夏油傑
遅かったじゃないか
夏油傑
悟になぎちゃん
五条悟
、、、
禪院なぎ
、、、
なぎちゃんごめん、、、
夏油傑
君たちで詰むとはな
夏油傑
家族は無事かい?
五条悟
揃いも揃って逃げ果せたよ
禪院なぎ
京都の方も傑くんの指示なんやろ
夏油傑
まぁね君と違って私は優しいんだ
夏油傑
あの2人を私にやられる前提で
夏油傑
乙骨の起爆剤として送り込んだな
五条悟
そこは信用した
五条悟
オマエの様な主義のニンゲンは
五条悟
若い術師を理由もなく殺さないと
夏油傑
クックックッ
夏油傑
信用か
夏油傑
私にそんなものを残していたのか
夏油傑
コレ返しといてくれ
乙骨の学生証を渡す
五条悟
小学校もオマエの仕業だったのか!!
夏油傑
まぁね
五条悟
呆れた奴だ
五条悟
、、、何か言い残すことはあるか
夏油傑
誰がなんと言おうと非術師は嫌いだ
夏油傑
でも別に高専の連中まで
夏油傑
憎かったわけじゃない
夏油傑
ただこの世界では
夏油傑
私は心の底から笑えなかった
足音が聞こえ気づいた時には
私はなぎちゃんに抱きしめられていた