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悪猫
悪猫
悪猫
悪猫
悪猫
いつまで落ち込んでいるだ？ そう思ってしまう
父親は昨日の帰り道で事故によって 亡くなった
飲酒運転していた人の 車に引かれたそうだ
私の大切な家族を殺した そいつは許せない
お母さんは酷く悲しんだ
「今まで幸せ」だった 毎日が嘘みたいに 暗くなった
楽しい
そう思えない
バイトまた しないとな
百合
お母さん
お母さんは返事を返さなかった いつもは「どうしたの」って返すのに
落ち込んでいてもしょうがない
お母さんは誰よりもお父さんを 1番に考えていたのだから
今は私がなんとかしないと
今度は私がお母さんを助ける番だから
百合
私は学校に行かずに バイトをずっとしていた
お母さんが仕事に 行かなくなったからだ
だから 私が働かないと 生活ができない
百合
バイトもっと増やさないと
次の駅で降りないと
次は〜○○〜○○〜 お出口は右側です
あ、降りないと
百合
私はため息をする
すると後ろから 聞き覚えのある声がした
「何してんの？」っと声をかけてきた その人はシャオロンだった
シャオロン
百合
シャオロン
百合
シャオロン
シャオロン
百合
百合
シャオロン
シャオロン
百合
百合
百合
シャオロン
シャオロン
そう言ってシャオロンは行った
なんだろう… 早く帰らないと 何かを失うような気がする
百合
そう言っても お母さんは返事を返さない
またか
そう思いながら 私はお母さんの所へ
お母さんの姿はそのには 無かった
どこに行ったのだろう
寝室かな？
お母さん？
そう私が言うが お母さんは居ない
机に手紙が置かれていた
それを読む
お母さんは今から １ヶ月家に居ません だから 1人でその間お留守番お願いね
そう書かれていた
１ヶ月の間 1人か…
どうしよう
1人になりたくない 私を置いていかないで… 1人はいや
その時
\ピロン/
スマホからメールが来た
スマホを見る メールを送ってきたのは シャオロンだった
シャオロン
百合
シャオロン
百合
シャオロン
シャオロン
百合
シャオロン
シャオロン
百合
百合
シャオロン
百合
百合
シャオロン
シャオロンのおかげで少し落ち着いた
やっぱり
あの約束をしたのは 「シャオロン」 なのかもしれない
「ゾム」は違うのかも
………キッチンに居るけど…
何もやる気が起きない…
今日は何もしないでいよ…
………………
はは… お母さん…
お父さんみたいに 私を置いていかないでね
約束だ……よ…………?
悪猫
悪猫
悪猫
悪猫
悪猫
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