2nd scene
俺が学校に馴染み始めた頃
俺はshaという 新しい実況者好き仲間を見つけた
shaがオタクだということを知ったのはつい最近のことだ
この学校に来て、俺が初めて友達になった shaがまさか同じ実況者オタクだとは 思ってもみなかった
そして、俺は同じオタクの rbrにもsha紹介した
zm
なあrbr、
zm
新しい実況者好きの仲間見つけてきてん!
rbr
ほんまか!
rbr
zmないす〜
sha
あ、ども
sha
shaです☆
rbr
よろしゅうな〜
数日後
俺が暫く風邪で学校を休んでいた間に何があったのかは分からないが、
おれが久しぶりに登校すると、
二人はとても親しそうに話していた
rbr
でさ〜w
sha
マジかよww
rbr
あー、魔主役っていう漫画の話!
zm
なに話してるん?
zm
何?それ??
sha
てゆかさ、あのキャラさーーーーー?w
rbr
マジそれなw
その後も俺の分からない話を永遠と続ける二人をみていると
正直とても辛かった
俺が疑問を投げかけても無視されるし、
2人だけの空間がどんどん出来上がっていく様な感じもするし、
その空間に俺が割って入る場所はどこにもない。
その資格すらないと言われているような感覚だった
誰一人として俺に構ってくれない
まるで幽霊になったような気分だ
寂しい、と感じると同時に妬ましくもあった
zm
(shaを最初に見つけてきたのは俺なのに…)
そう思うと、rbrに紹介しなければ よかったとさえ思った
紹介なんてしなければ今まで通り 2人と良好な関係を 築けたはずなのに
zm
あーあ、3人組がこんなにムズいと思ってなかったなぁw((ボソッ…
今思えば、俺の対人関係が狂い、 変化し始めたのは ここからだった気がする
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝♡100