この作品はいかがでしたか?
238
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良衣季優雫
打撲した足で精一杯歩き
優雫はなんとか1階の玄関まで来ていた
良衣季優雫
良衣季優雫
良衣季優雫
良衣季優雫
もう少しでつくと言う安心感で優雫はまた涙をながす
だがすぐに優雫は切り替え
痛みが治まらない足を
無理やり動かした
ザワザワ
良衣季優雫
良衣季優雫
優雫は目的地まで来れた安心感で
足に力が入らなくなり
床に座り込んだ
良衣季優雫
良衣季優雫
良衣季優雫
優雫が着いた時には
人が集まっていていた
そのせいで麗良の姿が見えなくなっていた
音駒
夜久が優雫の存在に気づき駆け寄ってくる
良衣季優雫
音駒
良衣季優雫
良衣季優雫
音駒
音駒
音駒
良衣季優雫
その場にいた全員
夜久の言葉を遮り優雫は怒号をあげる
そして優雫の怒号により他にそこに集まっていた人達も優雫に気付いたようだ
<優雫?! <お前ッその足!
などの声が聞こえてくる
優雫に駆け寄って来る者もいた
だが
良衣季優雫
良衣季優雫
優雫は近づいてくる者たちを
殺意に満ちた声で一瞥し、
麗良がいるであろう場所に
打撲した足を引きずりながら近づく
良衣季優雫
他のものなどどうでもいい
麗良の元に行きたい
優雫の気持ちはそれだけだった
かけられる声も無視し
真っ直ぐに歩く
優雫が麗良に向ける感情は
麗良が知っているほど綺麗じゃない
優雫が麗良に向ける感情それは
執着
優雫は麗良に強く執着している
麗良はそんな存在だ
今優雫の脳内は麗良のことで埋め尽くされている
そこに
五井実泣加
五井実泣加
実泣加が優雫に声をかけた
実泣加は優雫に謝罪の言葉を述べようとする
だが、言葉は途中で遮られた
良衣季優雫
優雫によって
良衣季優雫
五井実泣加
良衣季優雫
五井実泣加
優雫は麗良を傷つけた実泣加を許さない
優雫は実泣加を殺意のこもった目で睨みつけ
押し退けた
それにより倒れた実泣加も無視し
また歩み出す
そして、人混みの中心に優雫は着いた
そこには…
良衣季優雫
ドクンドクン
優雫の心音が高まる
目には焦りの色が見えた
良衣季優雫
優雫は首を横に振り、目の前の事実を否定しようとする
良衣季優雫
良衣季優雫
優雫の叫び声が響く
その叫び声は
怒り、悲しみ、混乱、
様々な感情が入り交じっていた
コメント
3件
麗良ちゃん、、、嘘だよね?自分はハッピーエンドがいいよ。死んじゃやだよ…
麗良ちゃん、死んじゃった…?やだ、神様助けてよ( ߹꒳߹ )