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良衣季 優雫
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良衣季 優雫
いやだぁぁぁぁ
五井 実泣加
ｯ
五井 実泣加
良衣季さん！
実泣加は優雫のもとに駆け寄る
五井 実泣加
良衣季さん！落ち着いて！
良衣季 優雫
うるさい！
良衣季 優雫
うるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさい
実泣加は優雫に落ち着くよう言ったが
優雫にその言葉は響かない
当然だ
麗良が血溜まりを作り、青白い肌そこに倒れているのだから
優雫は冷静さを失っているから分からないが、骨も沢山折れている
良衣季 優雫
だいたい、お前がｯ！
良衣季 優雫
お前が麗良をいじめたから！
良衣季 優雫
他の奴らもｯ虐められた麗良の傷付いた心に更に傷を付けるようなことを言って！
良衣季 優雫
麗良がこんな事になったのは！お前らのせいだｯ！
優雫は麗良を傷つけたここにいる全員を恨んでいる
そのことを打ち明ける
いや、八つ当たりにも近いかもしれない
そんなとき、実泣加の声が響く
五井 実泣加
麗良はｯ生きてる！
良衣季 優雫
……は
たった一言
「麗良は生きてる」
その一言で優雫は少し冷静さを取り戻す
良衣季 優雫
麗良が……生きてる
五井 実泣加
そう！脈拍もあるし
五井 実泣加
心臓だって、音は小さいけど動いてる
五井 実泣加
救急車も呼んだ、あと少しでくる！
五井 実泣加
だから、大丈夫！
良衣季 優雫
ｯｯ
「大丈夫」 実泣加のその言葉は優雫にとってはとても安心できる言葉だった
良衣季 優雫
麗良は……助かる
五井 実泣加
そう！
良衣季 優雫
麗良は…生きてるﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
良衣季 優雫
麗良は……助かるﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
良衣季 優雫
大丈夫ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
優雫は実泣加に言われた言葉を繰り返す
そして、自分に言い聞かせるように「大丈夫」と言う
すると
良衣季 優雫
ﾊﾞﾀ
五井 実泣加
！？良衣季さん！
優雫は安心感と疲れからなのか
その場で気絶してしまった
〇〇総合病院
12時45分
良衣季 優雫
ん、んん
良衣季 優雫
ﾊﾟﾁ
良衣季 優雫
ﾊﾞｯ
良衣季 優雫
……
良衣季 優雫
ここは……病院？
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コメント
8件
麗良ちゃん生きてて良かったぁ｡ﾟ( ﾟஇωஇﾟ)ﾟ｡
麗良ちゃん生きてるのね……？良かった、
麗良ちゃん生きてる...？良かったぁ( ߹꒳߹ )
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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