静かな夜の帰り道。 俺と蘇枋は2人肩を 並べて帰り道を歩いた。
桜
蘇枋
またもや蘇枋に遮られた。 何かを隠しているのだろうか、 それとも蘇枋家の場所を 知られるのが嫌なのだろうか
桜
蘇枋
蘇枋
にぱっと俺に 笑って見せた蘇枋。 その姿は格好良いではなく、 可愛らしいという言葉が 合うような気がした。
桜
桜
蘇枋
蘇枋
桜
桜
俺の顔も赤いが、 蘇枋の顔も赤くなっているのが、 蘇枋を抱えながらも見える
桜
桜
桜
蘇枋
桜
桜
桜
桜
蘇枋
桜
桜
蘇枋
桜
桜
蘇枋
蘇枋
どこが優しいだ。 どこがかっこいいだ どこがかわいいだ、 自分のミスで勝手にやられて 好きな奴に助けられて 怪我させて、 何がありがとうだ
桜
蘇枋
蘇枋
桜
蘇枋
甘い声で、 そっと俺の頬に触れながら 目を見て話してくれた。 俺の氷った心を あっという間に溶かして、 とろとろに溶かした。
桜
桜
蘇枋
俺に抱き抱えられたまま、 両手でワシャッと俺の頭を撫でた。
桜
蘇枋
蘇枋
桜
蘇枋
蘇枋がホッと胸を撫で下ろす。 その姿をみて、 あぁ、嘘ついてよかった。 そう思った。
桜
蘇枋
蘇枋
蘇枋
さっきまでの顔の赤さは嘘 かの様に、 俺を揶揄い ニコッと笑って見せた。
桜
蘇枋
「嘘を付いた。」 そう桜君に言われ、 急に体が宙に浮いた。
またこの人は、 サラリとかっこいいことを、 でも桜君の顔は、 うっすら赤くなっていた。 暗い夜空の下でもわかる位には
どうやら俺は バレてしまって居たらしい。 桜君にバレないようにしていたのに 真っ先にバレていた。 遠回しにも、 俺の事をいつも良く見ていてくれてるんだって思うと、 心臓の鼓動が早くなり、 また勘違いしそうになる。
桜君と、俺の気持ちは 同じものなんじゃないかって
そして案の定、 桜君の顔は急に暗くなった。 きっと自分を責めているのだろう。 そうならない様に、 隠していたのに バレてしまった。 桜君に背負わせなくていい物を 背負わせてしまった。 罪悪感が俺の中で渦巻いた。
でも俺まで 呑まれる訳にはいかない。 そう思い、桜君に 言葉をかけた。
蘇枋
桜
桜
蘇枋
今の体制を 気にしないとばかりに 俺は桜君の頭を思いっきり撫で回した。 ちょっとした犬の様に 撫でて居ると 少し嬉しそうな感じがした。
どさくさに紛れて 俺達の会話を、 他には聞いてないかと 問うと 聞こえなかったから わからない。 だそうだ
俺はこれを聞いて安心した。 また嘘を付いているという可能性も あるだろうが、 桜君がそんな器用なことできるわけ ないであろう。 とりあえず今は、桜君の言葉を信じることにした。
俺は 横抱きされたまま 桜君を揶揄った。 やっぱりこの時が1番楽しい。
友達としての関係は、 終わって欲しいが 終わって欲しくないと感じた。 矛盾だらけの 想いの中、 俺たちは静かな夜笑いあった。
桜
蘇枋
コメント
3件
やだ💕すおちゃんったらイケメンッ!!
横抱きって何? と思った方へ。 簡単に言うと お姫様抱っこと言う奴です。 あと私の投稿時間だいたいド深夜なので、通知に埋もれてて見つからなかったらすみません。