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君の心の声を聞きたい

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君の心の声を聞きたい

6 - 俺の日常(前編)

♥

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2024年09月05日

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~翌日~

俺はいつも通り準備をして、学校に行くところだった

あき

じゃあ行ってきまーす

ぷり

いやいやいや?!

ぷり

まってや!!

何故か必死に引き止めてくるぷりちゃんに首を傾げる

あき

?どした?

ぷり

俺も!学校着いてくねん!

あき

…え?

ぷり

守護霊やから!主の傍におらなアカンの!!

あき

え、あ、うそ、ほんと?

ぷり

ほんとや!!

どうやら、基本的には傍にいなきゃ行けない決まりらしい

あき

え、でも、不審者になるよ…?

ぷり

俺は霊やから、あっきぃ以外の人には見えてへんから安心しなはれ!

あき

そ、そうなんだ、

あき

え、じゃあ、一緒に、行く…?

ぷり

おん!一緒行こ!

あき

OK…

ぷり

そういえばあっきぃいじめられてるやんな?

唐突な問いかけに驚きつつも答える

あき

え、あ、うん…

ぷり

俺は助けを求められないと何も出来ないから、何かあったら助けてって言ってな?

あき

分かった、ありがとう

俺は深呼吸してドアを開ける

ガラガラ

バッシャーン

あき

…ポタポタ

…いつも通りだ、何も変わらない

教室に入れば上から水が降ってくることなんて、もう慣れた

ぷり

うわっ!

ぷり

なんや急に!水飛んできたんやけど?!

ぷりちゃんは慣れてないみたいだけど

いじめっこ

wwww

いじめっこ

今日来るの遅くて心配してたんだよ~?wあき~

あき

…ごめん

ぷり

…これもいじめのひとつか

あき

うん、、

ぷり

…俺は助けを求めるのを強制は出来ないから、、何も言えないけど

ぷり

何回も言うけど何時でも求めていいからな?

あき

…うん

あき

まだ、大丈夫だよニコッ

ぷり

そっ、か、、

いじめっこ

えー?!wやばくなぁい?一人で喋ってんだけどぉwww

いじめっこ

うそ!wやばw

いじめっこ

こっわw

俺に水をかけて嘲笑うクラスメイト それを見て便乗して悪口をいうクラスメイト 気まずそうに見つめるだけのクラスメイト

あき

この時俺は気づいていなかった

──────────ことに…

あき

ぷりちゃん、着替えに行ってくる

ぷり

あまって!俺も行く!

ぷり

あれっていつもなの?

あき

ん?まぁね

あき

てか、ぷりちゃん濡れてない?!

ぷり

俺は透けるから大丈夫だよ笑

あき

良かった…

自分は慣れていてもぷりちゃんは慣れていないと思い心配したが、透けてるらしい

あき

失礼しまーす…

あき

居ないのか

着替えようと保健室に来たものの、先生の姿は見当たらない

ぷり

保健室!!懐かし~

ぷりちゃんは目を細めて切なそうに笑っていた

あき

?懐かしい?

ぷり

あ、いや!なんでもない

あき

そっか、

体育着をリュックの中から漁り出す

あき

じゃあ、すぐ終わるから待ってて

ぷり

りょ!

シャー(カーテンしめる)

着替えながら、自分の体を見る

アザやら何やら増えちゃったな…

リスカもしてるし

はぁ、と俺は小さくため息をついて体育着を着る

あき

着替えたよ

ぷり

へーい

ぷり

じゃあ戻るか

あき

うん

あき

すみません、遅れました

せんせー

あら、あきさん、体育着ですがどうしましたか?

先生の質問に対してはいつも適当に答えている

あき

…水をこぼしてしまって、少し濡れたので

真実は伝えれない… 俺は、”誰にも頼れない”から

せんせー

分かりました、座ってください

1

2

3

4

お昼

5

6

放課後

あき

…行くかぁ(((ボソ

今日も最後に地獄が残ってるんだなぁなんて思いながら呟く

ぷり

あっきぃ!帰ろぉ~!!

ぷり

俺授業中めっちゃ暇やったぁ

あき

あぁ、ごめん、用事あるから先帰ってていいよ

誘ってくれてるのに申し訳ないと思いながらも断る

ぷり

そーなん?待ってるよ!てか着いてっちゃダメ?

でもぷりちゃんは待ってくれるらしい

あき

着いてくるのは、、やめて欲しいかな、

いじめられてる姿なんて見られたくないので、待ってるのはいいが着いてくるのはダメ、と言った

ぷり

…分かった待ってるわ

あき

ありがとうニコッ

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