とある日
瀬呂
耳郎話があるから来て
耳郎
う、うん
耳郎
(どうしたんだろ)
耳郎
で、話って何?
瀬呂
耳郎、落ち着いて聞いてね
耳郎
うん...
瀬呂
上鳴好きな人いるんだって
耳郎
え!?あの上鳴が?
耳郎
(考えるとあいつナンパ
やろうだからできて当然か)
やろうだからできて当然か)
瀬呂
俺は情報を教えるくらいしかできねーけど頑張れよ
耳郎
わざわざありがとね
そう
耳郎響香は恋をしている
アホだけど良い奴、上鳴に
耳郎が自覚して今は瀬呂が相談相手だ
自室にて
耳郎
(上鳴好きな人いたんだ...)
耳郎は瀬呂が言った言葉に 引っかかっている
耳郎
(嫌だな)
耳郎
ん?ちょうど上鳴からだ
メッセージの内容を確認すると 漫画鑑賞の誘いだった
耳郎
いくしかない
耳郎
お邪魔しまーす
耳郎
面白い物ってなんなの?
上鳴
じゃじゃーん
耳郎
え!それうちが気になってた漫画じゃん!
話を聞くと緑谷が上鳴に漫画を貸してくれたらしい
早速2人で読むことにした
耳郎は興味津々に読み進める
だけど
耳郎
(なんかこいつ、さっきから挙動不審じゃね?)
耳郎
ちょっと
耳郎
ちゃんと見てるの?
次進むよ
次進むよ
上鳴
う、うん
耳郎
(なんかあったのかな?)
次のページをめくると 笑いが込み上げきた
耳郎
www
上鳴
どうした!?
ここのコマの主人公の顔が 上鳴と瓜二つだったのだ
耳郎
(似すぎw)
更に上鳴はそれを再現してきた
上鳴
ウェーイ...
耳郎
www
耳郎
やめてw
耳郎
(しんどww)
再度上鳴をみるとなにやら嬉しそうな顔をしていた
耳郎
ねぇ
耳郎
なに誇った顔してんの?
上鳴
えっ俺そんな顔してた!?
耳郎
うん。でもうちは上鳴のアホ面結構気に入ってて好きだよ
上鳴
耳郎そんなに俺の顔好きだったのかよ
思わずドキッとしてしまう
耳郎
はぁ!?違うから気に入ってるだけ!
でも
本当はアホ面じゃない、いつもの顔も 好きだよ
と心の中で言おうとしたが違う形で 口からこぼれてしまった
耳郎
上鳴ふつーに顔整ってるよね
そう言って上鳴に近づく
耳郎
ほら、パッチリ二重だし
上鳴
耳郎も目綺麗じゃん
耳郎
そう?
予想外な言葉を言われ、またドキドキしてしまう
耳郎
(なんかうちの鼓動速くない?)
耳郎
(音も大きく聴こえて
くるし...)
くるし...)
耳郎
(っていうか上鳴少し顔赤くない?気のせいかな)
そしてまた口から言葉がこぼれだした
耳郎
ところでさ
耳郎
上鳴って
耳郎
好きな人いたりするの?
上鳴
え
上鳴
急だな
耳郎
(バカバカ!今ここで聞くタイミングじゃない!)
耳郎
(でも)
耳郎
(聞いてみたかったからいいのかな?)
上鳴
まぁ一応いる
耳郎
ふーん
耳郎
(やっぱり瀬呂の言う通りだ)
うちはもっと知りたい!
耳郎
その人ってどんな人なの?
上鳴
そうだな〜
上鳴
可愛くて歌上手い!
まるで滝に当たったような感覚だった
耳郎
(歌が...上手い...)
多分その人は私より歌上手いのだと解釈をした
耳郎
はーん
耳郎
(これがいわゆる「嫉妬」か)
上鳴
おい
上鳴
それ以外の反応はないのか!?
耳郎
(ごめん上鳴)
耳郎
(ショックが大きい...!)
と耳郎は勘違いをしてしまった もようである
その後なんとか漫画を読み終えた