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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

マリから手紙が届いた

どうして、死んだマリから…

真っ黒な封筒には、 僕の名前と住所だけが書かれていた

それ以外は何もなくて、 本当に真っ黒な封筒

マリを守れなかった

マリと僕は友達だった

僕はよくマリの相談に乗っていた

マリはある男にに付きまとわれていた

ストーカー

マリ!

ストーカーが遠くからマリを呼ぶ。 マリは怯えて、視線を逸らした。

きっと、あのストーカーが
マリを殺したんだ

今でも思い出す 最後にマリと話した日を

マリ

好きなの

勇気を出して告白してくれたマリ

僕も好きだった

好きだと言えばよかった

泣きながら、黒い封筒を開けた

その瞬間に思った

僕の名前と住所だけ… なんで切手が貼られていないのに うちに届いたんだ?

それでも封筒を開ける手が止まらない

好きなの

その文字が飛び込んできた

最後の手紙でも
僕に想いを伝えてくれたんだ

ん?

手紙をよく見ると、 それは僕に向けられた愛の言葉では なかった

好きなの。ハヤトくんが

ハヤトって?

あのストーカーだよな?

マリとの最後の会話を思い出す

マリ

好きなの

マリ

…ハヤトくんが

え?

マリ

だから、付きまとわないでほしいの

マリ

ハヤトくんに手紙も書いたの

マリ

明日、ハヤトくんに告白する

マリが好きなのは 、ハヤト?

嘘だ!!!!!!!!!!

ストーカーは僕?

マリの告白の後、僕は…

ストーカー

ハヤトのどこが良いんだよ?

ストーカー

僕のものになってくれよ!!

マリ

苦しい…やめて!

ストーカー

マリ、頼むよ…

マリ

苦し…い…

マリは静かになった

僕は慌てて、マリが持っていた手紙を 持ち帰った

ストーカー

これはマリから僕に向けた
最後のラブレターだ

自分の名前と住所を書いて、 自宅の郵便受けに入れた

ハヤト

マリ…どうして死んでしまったんだ

ハヤト

好きだと言えばよかった

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