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☆☆
(やばいところに来てしまった)
☆☆
(え、どうやって抜け出す？は？ファ？)
☆☆
(神はまだ私に試練をッ！！)
遡ること1週間前ーーーーー
面接官
君が今日の面接に来た人かね？
☆☆
☆☆と言います
☆☆
よろしくお願いします
☆☆
(いやあの私は別に王様ゲームの罰として)
☆☆
(「私立幼稚園の面接を受けろ」って言われたからやっただけですけどね？)
☆☆
(だれがガキンチョのケツなんざ拭くかボケェ)
☆☆
(てか幼稚園の先生って凄いよね)
☆☆
(もう尊敬の意)
面接官
私立の幼稚園というのはなかなかに過酷なことも多いが
☆☆
はい、覚悟の上です
面接官
よし、合格だ
☆☆
え
面接官
もともとココらへんの私立幼稚園は人手が足りなくてな
面接官
早速都内の幼稚園に入ってもらう
☆☆
(え、嘘嘘嘘嘘嘘)
☆☆
(嘘だと言ええええいっ！)
そして今に至るーーーーー
☆☆
(まあ大丈夫だ)
☆☆
(ここに来るまでに子供のプロフィールは全て把握してある)
春千夜くん
ったくよォ、いつまで待たせんだよ
春千夜くん
スクラップにすんぞ
☆☆
(梵天幼稚園1の問題児:春千夜くん)
☆☆
(わずか3歳でベビーシッターに腹パンを入れ、誰も預かってくれないため入園したそう)
☆☆
(まあ私が腹パンをくらう可能性はゼロだな)
蘭くん
今日爺さん(園長)遅くね〜？
蘭くん
徒歩通勤かよw
☆☆
(この子が蘭くん)
☆☆
(さっきの春千夜くんとはしょっちゅう喧嘩をする仲で)
☆☆
(要注意人物の一人だ)
☆☆
(にしても春千夜くんと言い蘭くんと言い顔が良いな)
☆☆
(やっべロリコンになるところだった)
竜胆くん
てかコイツ新入り？
竜胆くん
俺たちに挨拶も無しかよ
☆☆
あ、えっと…
☆☆
(平常心平常心)
蘭くん
バイトだろwほっとけよ
春千夜くん
まあ前の奴みてぇにどうせすぐ辞めんだろ
☆☆
今すぐにでも腹パンを入れたい
春千夜くん
あ“？
☆☆
あ、やべ
☆☆
(声に出てただと！？最悪すぎてサイアークだわ)
☆☆
(初日で退職とか私が問題児かよって)
☆☆
いや、あの別に腹にパンを乗せたいって言っただけなので
竜胆くん
は？何言ってんのコイツ
蘭くん
勝手に言わせとけよ
なんか執事的な人第一号
お坊っちゃま、園に着きましたぞ
ココくん
ああ
☆☆
(えwなんかお爺さんとつり目美少年現れたんだが)
☆☆
(っていう茶番は置いといて)
ココくん
帰りもよろしく頼むぞ
なんか執事的な人第一号
了解いたしましたお坊っちゃま
☆☆
(この子は九井一くん)
☆☆
(家が相当な上流階級らしい)
☆☆
(なんか執事っぽい人が横にいるよね)
☆☆
(知らんけど)
☆☆
(これで園児は全員かな)
☆☆
(てかまだ一度もこの幼稚園の園長の顔見てないんだが)
マイキー園長
遅れてすまない
☆☆
(え、誰だろ…)
☆☆
え？
マイキー園長
どうした？
☆☆
あなたが園長…なんですか？
マイキー園長
ああ、そうだが
☆☆
あ…そうなんですか…
☆☆
(え、待って園長若くない？顔面偏差値バグってない？)
☆☆
(なんか思ってるのと違ったんだけど)
☆☆
(サンタさんみたいな人が出てくると思ってたんだけど)
☆☆
(てかさっき蘭くん爺さんて言ってなかった？は？)
☆☆
(他の先生のことかな…)
マイキー園長
それではこれから朝礼を始める
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