次の日
一虎
…ん(パチッ)
一虎
(あ…オレ、あの後泣き疲れて寝ちゃったんだ……)
一虎
キョロキョロ…
千冬
んん…
一虎
!!
一虎
(オレが一緒に寝たいって言ったから…)
一虎
ギュッ…
一虎
(暖かい…)
一虎
(まだ、夢を見てるみたいに、心がずっとポカポカしてる)
一虎
スリスリ…
一虎
スヤァ…
千冬
(ん…)
千冬
(…ん?)
千冬
(え、ちょっと、待っ)
千冬
(な、可愛い…!)
一虎くんが俺に抱きついてスリスリしてる…!
千冬
(天使天使天使天使天使……)
一虎
んぅ〜…
一虎
ち、ふゆしゃ……
千冬
(え?)
千冬
(俺の名前?)
一虎
しゅき…
千冬
…は?
千冬
(なに、なんて言った?)
千冬
(好き?)
千冬
(俺の方が好きですけど?(え))
千冬
(朝から俺を萌え殺す気ですか?)
千冬
ギュッ…(抱きしめ返す)
千冬
(頭をポンポンしながら)俺も好きっすよ〜
一虎
えへへっ…///
千冬
………
千冬
(あ、これまずいやつだわ)
千冬
(うん、ヤバいやつだ)
千冬
(あ、そうだ)
千冬
(マイキーくんに一虎くんが笑ったってことを報告しよう…)
千冬
『マイキーくん、おはようございます』
マイキー
『ん、おはよ〜』
マイキー
『どうしの?』
千冬
『今からおうち来ませんか?』
マイキー
『行く!今すぐ行く!』
千冬
『分かりました、待ってますね』
一虎
千冬さん…?
千冬
あ、一虎くん、おはようございます♪
一虎
おはよーございます、千冬さんっ(ニパッ)
千冬
(は?かわよ)
千冬
今日はマイキーくんが遊びに来ますよ
一虎
本当に…!?
千冬
はい♪
一虎
楽しみ〜っ
千冬
クスッ、そうですね〜
ピンポーン♪
一虎
来た!
タッタッタッタッ…!
ガチャッ…
マイキー
よっ!ちふu…
一虎
マイキーお兄ちゃ〜んっ!(ギュッ)
マイキー
…?????
マイキー
???
マイキー
??
マイキー
?
マイキー
え、
千冬
可愛い
千冬
(こらこら、一虎くん、いきなり抱きついたらマイキーくん驚いちゃいますよ〜)
マイキー
千冬、多分、心の声と本音が逆だ
千冬
これはうっかり…
一虎
スリスリ…っ
マイキー
それより、このめちゃくちゃ可愛い生き物はどうしたの?
千冬
昨日の夜、一虎くんが…一虎くんの過去を話してくれたんです
マイキー
え…?
千冬
事情を説明するって言ったのに、遅くなってすいません…
千冬
今から話すので、とりあえず上がってください!
マイキー
あ、ありがとう
一虎
えへへ〜っ♪
マイキー
(は?襲うぞ)
千冬
(我慢です、マイキーくん)
千冬
えっとですね
千冬
まずは、一虎くんは、公園に捨てられていたので拾ってきました。
マイキー
は?
千冬
俺も同じ気持ちでした
一虎
もくもく…(何か作業をしてる)
千冬
最初は可哀想だったから連れてきたんです。
一虎
もくもく…
千冬
けど、だんだん、一虎くんと過ごしてくうちに、引っかかることも増えて、もうしばらくは傍にいようと思い、生活してました
マイキー
ほう…
千冬
そしたら、昨日、虐待を親からされていたと言うのを話してくれて、
マイキー
何が理由だったんだ?
千冬
それが…
千冬
生まれた時からから入ってた黄色のメッシュ…だそうです…
マイキー
うん…は?
マイキー
そんだけ?
千冬
はい…
一虎
もくもく…
千冬
それだけの理由で『気持ち悪い』とか『近づかないで』って言われてたらしいんです
マイキー
その親を○る事はかのうですか?
千冬
ダメです。(正直同じ気持ちの千冬さん)
マイキー
はい。
千冬
そして、一虎くんが笑わなかった理由ですが
マイキー
(確かに、笑ってるのは見たこと無かったな)
一虎
もくもく…💦
千冬
親から『お前は笑顔が似合わないから一生笑うな』って言われてしまったらしく…
マイキー
…は?
マイキー
いやいや……
マイキー
は?
千冬
これに関しては俺も怒です。
千冬
だってほら、見てくださいよ
千冬
あの、作業してる可愛い一虎くn…
一虎
.*・゚(*º∀º*).゚・*.
一虎
ねぇねぇ!千冬さん!マイキーお兄ちゃん!
一虎
見てみて〜っ!!
千冬
?
マイキー
?
一虎
描けた〜っ!(ニパ~~ッ!)
千冬
(✽︎´ཫ`✽︎)グハッ
マイキー
_:( _ ́ཫ`):_
一虎
あっ、あれ、ち、千冬さんっ、マイキーお兄ちゃん…っ!!?
一虎
(どっ、どうしよ…!)
主
はい!
主
区切り悪いけど…許して☆
一虎
主さんっ…!
主
あら、一虎くん?
主
どうしたの?
一虎
2人が大変なの!助けてっ💦
主
あ、はは…だ、大丈夫だよ
主
次回で直ぐ起きるから…(笑)
一虎
本当に?!
一虎
よかった〜
主
一虎くんのために早く起こしてあげなくちゃ…(笑)
主
ではまた、次回お会いしましょ〜!
一虎
ばいば〜いっ!