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ゆきは
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春休みの最後の夜。
明日から学校が始まるサキは、カバンの中身を確認していました。
サキ
するとカバンの底に見慣れない「桜色の切符」が1枚落ちていました。
切符にはこう書いてあります。
「春休みの楽しかった記憶を一つだけ明日に持っていけます」
サキは、家族で行ったお花見や、友達と沢山笑った午後のことを思い浮かべました。
サキ
サキがそう決めると切符はキラキラと光って消えてしまいました。
翌朝、学校へ向かうサキの足取りはとても軽やかでした。
校門をくぐると、そこには春休み前よりも少し大人びた友達の笑顔が待っていました。