主
こんにちは、主です。
主
今回は凶一郎暗めですね。
主
凶一郎兄さん今日も尊い!!
凶一郎
むつみぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ(以下略)
主
...。
主
そんな兄さんも好き!!
主
では!!気を取り直して、本編どうぞ!!
凶一郎
ハァッ、ハアッ、
太陽がいなくなって三日が過ぎた。
夜桜家総動員で探しているが見つからない。
あの時俺が引き留めていれば。
いや、そもそも俺があんな事言わなければ。
もっと素直になれていれば。
頭に浮かぶのは後悔と、自責の念だった。
日はとっくのとうに暮れ、空には一番星が光り出した。
凶一郎
(今日も、見つからないのだろうか...)
ここ数日、とにかく太陽が恋しかった。
太陽に傍にいてほしかった。
「義兄さん」と呼び掛けてほしかった。
愛しい愛しい妹を奪った憎い奴なのに。
なぜか、アイツのことを考えると胸がキューンと痛む。
この感情はなんだろうか。
愛情?
俺は太陽が好きなのか?
どちらにしろ叶わぬ恋だ。
考えることを放棄した。
凶一郎
(辛くなる、だけだから...)