TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

第9話

西畑大吾

はぁ、

俺ははるに会う直前、

全てを捨てる覚悟で、

はるのことを待っていた、

捨てたくない、

離れたくない、

でも、 やってしまったことは事実で、

変えられない過去だから、

報われるわけのない事だから、

何度もはるを泣かせたから、

その罪の重さは、

俺にとっては死刑にされる以上の、

“絶望と苦しみだった”

はるが俺の前で泣くのは、 何回目だろう、

俺がはるを泣かせたのは、

何回目だろう、

きっと、もう数え切れないくらいに

はるのことを泣かせている、

そんなはるを横目に、

俺は警察に連れられ、

パトカーに乗り込んだ、

ごめんな、

俺にはもう、会う権利なんてない、

呼び出す権利なんてないから、

これで最後にすれば、

はるが泣くことなんて

二度とないと思ったから、

俺はこうしたかったんや、

前になにかの小説で見た、

“人は全員が未完成”

西畑大吾

未完成か、

こういう人や、 それを理解できる人、

そんな人は多分、

既に完成した人間、

西畑大吾

だけど俺は、

きっと理解なんてしようともできない、

だって、

“俺は未完成だったから、”

ごめんな、

こんな俺がはるの彼氏で、

はるを愛してた人間で、

俺はもう、はるのことを 愛する権利なんてない、

だから、お願い

俺を

“もう、愛さないで”

次回は! 最終話直前の 解説&ダイジェスト をお送りします!!

未だに理解出来てないよって人も

きっと、これを見れば

最終話までに2人の気持ちや意図がわかる!

と思うので

解説&ダイジェストまで

♡400以上

♡ポチポチお願いします🙇‍♂️

“ 過 去 作 品 ”

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

1,151

コメント

34

ユーザー

解説&ダイジェストって優し過ぎます!ありがとうございます😊 続き楽しみに待ってます!

ユーザー

やば、好き楽しみなんなん?(え なんで毎回こんなかっこいい…

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚