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美波(みなみ)
美波のお母さん
美波のお母さん
翔(かける)
美波のお母さん
美波のお母さん
美波のお母さん
そういうと、お母さんは夜ご飯の準備をするために、リビングへ向かった。
翔(かける)
翔(かける)
美波(みなみ)
そういいつつも、うるさいほどに鼓動が激しくなるのを感じる。
この鼓動の音が、翔くんに聞こえていないか心配になる。
美波(みなみ)
翔(かける)
翔(かける)
美波(みなみ)
美波(みなみ)
美波(みなみ)
翔(かける)
美波(みなみ)
美波(みなみ)
この鼓動の音が翔に聞こえる前に、私は洗面台に向かった。
翔と手洗いを済ませリビングに行くと、そこには既にお父さんと雅也が夜ご飯のためにテーブルに座っていた。
美波のお母さん
美波のお父さん
美波のお父さん
そう言いながら、お父さんが座っている隣の席を指している。
美波の弟(まさや)
美波の弟(まさや)
美波のお父さん
美波のお母さん
美波のお母さん
翔(かける)
美波のお母さん
美波のお父さん
美波の弟(まさや)
お父さんと雅也が同時に言う。
美波のお母さん
美波のお母さん
美波のお父さん
美波の弟(まさや)
美波のお母さん
美波(みなみ)
私はお母さんの言われるがまま、美味しそうなカレーを運んだ。
美波のお母さん
美波のお母さん
美波のお父さん
美波の弟(まさや)
美波(みなみ)
翔(かける)
お母さんのカレーは、とても美味しい。
暖かくて、心の奥まで沁みる。
お母さんは、カレーを頬張った翔くんの顔を覗いている。
美波のお母さん
美波のお母さん
翔(かける)
翔くんは、下を向いている。
美波のお父さん
美波のお父さん
翔くんは、間髪入れずに首を振る。
沈黙の時間が流れる。
翔くんは、肩をヒクヒク動かせ、声を押し殺して泣いていた。
翔(かける)
翔(かける)
美波のお母さん
美波のお母さん
美波のお父さん
美波のお父さん
美波の弟(まさや)
美波の弟(まさや)
美波のお父さん
美波のお父さん
違う
カレーが美味しすぎて、泣いているのではない。
多分、この場にいる全員が知っている。
だが、涙の訳は誰も聞かない。
それは、翔くんのことを想ってだろう。
また、翔くんもそれを分かっていた。
翔(かける)
翔(かける)
声が震えている。
美波のお母さん
美波のお母さん
美波のお母さん
美波のお父さん
美波の弟(まさや)
美波のお父さん
美波(みなみ)
美波のお母さん
美波のお母さん
美波のお父さん
とても暖かい時間が流れていた。