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ただ、ちょっとしたミスだった。 特に故意でやるつもりはなかった。 単なる事故。
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DDが怒るのも、少し仕方ないと思う。 実は今日ぺにがき組のメン限配信で、 俗に言う寝坊、というのをしたのだ。 確かに、ちゃんと言われてた。 けど、ここまで怒んなくてもいいだろ… なんて戯言を心の中でほざいても 許される訳でも無く、ただジリジリと 上からの視線を浴びせられるだけ。
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はは…と乾いた笑いと共に彼からの視線がどんどんキツくなる。 昔からどうしても生活習慣が乱れてるし 普通に寝坊ぐらいDDもすんだろ…と 思春期特有の罪滅ぼしをする。 まぁ出来てるわけないけど。
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罪悪感に苛まれる。 昔からコイツは罪悪感を引き出すのが 上手い。 まぁ、悪いことしたのは事実だけど。 それでも母親並に罪悪感を 背負わせてくる。
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いつもふざけている時の彼は どこへ行ったのか、ただ圧がひしひしと伝わる。 俺が申し訳なさそうなのをわかってても 更に反省させてくる。 別にもういいだろ。
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顔が引き攣って 上手く彼の顔を見れない。 あ、ダメだ、泣きそう、なんて 思った頃にはもう遅くて。 目尻に少量の涙が浮かぶ。 こんなんで泣いてるってバレたら 恥ずかしいし、下を向いて誤魔化す。
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急に優しい声で話しかけてくんなよ。 …これだから嫌いになれない。 いっつもウザイ癖に。 いっつもは俺の事貶してばっかな癖に。 …変なとこで優しくすんなよ。 なんて考えてたらちょっと悔しくて 下唇を少し噛む。 普通に痛い。 痛みも相俟って更に涙が出てきた。 まだ溢れるほどでは無いが、 そろそろ限界かもしれない。
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そう言いながら抱き寄せられる。 俺が泣いてるのを察したのか、 ただの気まぐれなのか。 別にどうでもいいけど。
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俺の負けず嫌いが出たのか、 気付けばそう発していた。 涙ぐんだ震えた声で。
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彼に聞こえないようにボソッと 言ったつもりだったが、 聞こえていたのだろうか。 上から微笑する彼の声が聞こえた。
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少し拗ねたような感じに なっちゃったかな。 でも、彼の匂いがずっと周りからして、 何処か安心する。 …怒られるのは嫌だけど、これは好き。 声に出しては言えないけど、 ずっと思ってること。