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くちゃ
くちゃ
ひとつくらい部屋でその音だけが響いた
何かを食べている音
周りには無数の死体
そこに1人の妊婦
もしかしたら人を食べているのかもね…
その妊婦が出産をしたとき
医者は顔をあわせて酷く酷く
気持ち悪がった
その医者が抱えていた赤子は
まるでバケモノのように笑った
そのバケモノはえりと名付けられ
小学校高学年になった
えり
ゆうと
ゆうと
ゆうと
なんと友人までできた
たった一人の大事な友達
だが
えりは喋るのが下手だった
つまったり、上手く発音ができなかったり
それでも友達のゆうとは優しく受け止めていた
ゆうと
クラスメイト
クラスメイト
えり
クラスメイト
ゆうと
クラスメイト
クラスメイト
クラスメイト
クラスメイト
えり
ゆうと
ゆうと
クラスメイト
クラスメイト
ゆうと
クラスメイト
クラスには馴染めなかったが
いじめもたいしてされなかった
学校はえりの心の休み場だった
家に帰ると
お母さん
お母さん
えり
お母さん
お母さん
えり
お母さん
お母さん
お母さん
お母さん
えり
お母さん
家に帰ると罵倒、罵声を浴びる毎日だった
えり
えり
お母さん
お母さん
お母さん
お母さん
えりは意味がわからず毎日聞いていた
だが
体はいつの間にか限界を迎えており
食欲も
喋ることも
動くこともしたくなくなった
そんなとき
かな
ゆうと
かな
ゆうと
えり
ゆうと
かな
ゆうと
ゆうと
ゆうと
かな
かな
ゆうと
ゆうと
かな
かな
ゆうと
えり
えり
心の救いだと思ってた人からの陰口
これほどまでにきついことはないよね
えりの心の中にはぽっかりと穴が空いた
学校にも行かずにしていると
いつの間にか母親もいなくなっていた
自分の顔が
声が
性格が
全て普通だったら
えり
えり
えり
鏡を見てえりはびっくりした
そこには絶世の美女がいたから
えり
えり
えりはこの顔を利用し
復讐をしようと
心に強く誓った
すぐえりは学校に行った
全ては復讐のため
学校にはれいとして行くとにした
先生
先生
翌日
クラスメイトは転校生にテンションを上げていた
クラスメイト
クラスメイト
クラスメイト
クラスメイト
先生
クラスメイト
クラスメイト
先生
先生
れい
クラスメイト
クラスメイト
先生
先生
れい
クラスメイト
クラスメイト
クラスメイト
クラスメイト
先生
れい
ゆうと
ゆうと
れい
ゆうと
ゆうと
れい
れい
ゆうと
かな
れい
れい
ゆうととれいが付き合うのは長くはかからなかった
クラス一人気のカップルになった
かな
れい
かな
れい
かな
かな
れい
れい
れい
れい
れい
れい
れい
えり
えり
えり
えり
えり
えり
ゆうと
ゆうと
れい
れい
ゆうと
ゆうと
れい
れい
ゆうと
れい
れい
れい
ゆうと
れい
れい
ゆうと
れい
れい
れい
れい
れい
れい
れい
れい
れい
れい
れい
れい
れい
れい
れい
ゆうと
ゆうと
れい
れい
れい
ゆうと
ゆうと
ゆうと
れい
れい
れい
くちゃ
くちゃ
ひとつくらい部屋でその音だけが響いた
そこには1人のバケモノ
その周りには血まみれのナイフと
ひとり泣いているオトコの死体
もしかしたら無限ループかもね…