【病弱シリーズ】

リーダーだから。

他のみんなよりももっと頑張らないと。

LIVEも近いし会議も多くなってる。

でも今ここでそれをすべて台無しにさせるわけにはいかない。

だって

リーダーだから。

パソコンをいじってた。

資料作って放送の準備も整えて

歌みた撮ってmixして

プレミア公開の設定したらスタッフさんからメッセージが届いて

それに返信してからまたパソコンと向き合う。

もう4日は寝ていない。でも

もう眠さなんて忘れた。

俺は明日会議があることも忘れてすぐにまたパソコンに手を付けた。

明るくなった空を見てやっともう朝だってことに気が付いた。

俺は水を飲みに行こうとした。その時

ピーンポーン

誰かと思ったらジェル君だった。

でもなんかいつもと違って俺の顏ばっかり見ている…

慌ててスマホを見てみる。

たしかに1週間前のグループLINEで今日が会議であると書いてあった…

まじか…会議の存在忘れてた……

俺は慌てて片づけに行った。

最近は動くのがめんどくさくて作業もよくリビングでやってたからいつもの3倍は散らかっていた。

ピーンポーン

ジェル君がいった隙に俺は作った資料をすべて部屋に持っていった

資料の量を見られたら、絶対に寝てないことがバレてしまう…

心配はかけてはいけない。

迷惑も駄目。だって

リーダーだから。

部屋に資料を置いてすぐに戻るとみんながリビングにいた。

みんな俺の顔を見た途端目をパチパチした。

さっきからどうしたんだろう……

俺はみんなに部屋に連れていかれた。

莉犬くんに手で目を隠された。

俺はその瞬間意識を無くした。

るぅと君が指した方向には俺が夜な夜な作ってた資料や動画の編集画面が残ったまま放置されたパソコンがあった。

俺が目覚めたのは2日目の朝だった。

俺は状態が呑み込めていない。

俺はやっと何があったか思い出した。

ジェル君の手元には資料がたくさんあった。

俺が頼まれてたあとに後回しにしてた資料。

そっか……俺…逆に迷惑かけてたんだ……

俺はそのあとみんなが起きるまでジェル君とずっとお話をしていた。

いきなり莉犬くんが何かを思い出したかのようにるぅと君とさとみくんを見た

俺もつられてそこを見たら……

無言の圧をかけたるぅと君とさとみくんがいた。

その後、最年少と最年長にやばいぐらい怒られた。

はぁ…俺は決心した。

二度と無理をしません‼

俺は毎日ちゃんと寝るようにしました。ｗ

めざましテレビさいこぉ‼笑