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朝___
ドタバタドタバタ
遠くから、目が覚めてしまいそうなほどのうるさく大きな足音が聞こえる。
もう一度、布団を頭から被ってまた夢の中に入ろうとした瞬間___
涼しい風が、僕のお腹をくすぐるように吹いている。 つまり…寝るのを誰かに、妨害されてしまったのだ。
ジョングク
寝ぼけながら、布団がどこにあるか分かるように手で届く範囲で探す。
でも、布団は全く僕に姿を見せてくれない。 どこか、手の届かない場所にあるみたいだ。
次は、少しだけ動いて探してると何か固いものが手に当たった。
「これだっ!」
そう思って、引っ張ったら
ホソク
そう声が聞こえて、次の瞬間
ドンッ!
ベットから落ちてしまった。
痛いっ……ん?
痛みを感じないんだけど…え、もしかして僕宙に浮けるようになった?
なんて思ってると
ホソク
下の方から苦しそうな声が聞こえる
目を覚ますと___
ジョングク
ホソギヒョンが、僕の真下に居た
ジョングク
そう叫んで、すぐにヒョンから降りてベットの上に飛び乗った
ジョングク
ホソク
いや、僕の睡眠を邪魔するヒョンが1番酷いですよ。
ホソク
ジョングク
ホソク
ジョングク
ホソク
ホソク
ジョングク
そう言い残して、下に行くヒョン
窓から外を見てみると、空は雲一つない綺麗な青空がどこまでも澄み渡っていた
ジョングク
綺麗だなぁ…
なんて考えていると、ヒョンが
ホソク
少し、怒り気味なヒョンに大声で呼ばれる
ジョングク
ボサボサの、頭を触りながら下に降りた
下に降りると、キッチンの方からいい匂いがしてきた
キッチンの方を見ると、ジニヒョンとユンギヒョンが並んで料理を作っている
ジョングク
ジミン
テヒョン
なんて、寝ぼけながら挨拶をしてくるテヒョニヒョン
この人も、僕と同じで朝が苦手なヒョンだ
ホソク
ナムジュン
ジョングク
なんて、適当に挨拶をしていい匂いの方につられて行く
ジン
ジョングク
ユンギ
ジョングク
ジン
ジョングク
そう返事して、机の前に1番に座る
ヒョン達が、朝ごはんを持ってくるのをジーッと見つめている
そして、ヒョン達と7人で小さい机を囲んで朝ごはんを食べる
ジン
ジョングク
BTS
僕の方が、ヒョン達より少し早くチキンに手を伸ばして食べる
ジョングク
なんて、言いながら食べる僕をジニヒョンはジーッと見つめている
何か、顔についてるかな? なんて、思いながら首を傾げて聞いてみる
ジョングク
ジン
そう言いながら、微笑むジニヒョン 何でなんだろう…。 ジニヒョンが微笑むと僕まで笑ってしまう
そう思いながら、無性にチキンを食べてると
ジミン
ジョングク
気にしなかったから、数えてないや…ㅋㅋ ジミニヒョンに怒られちゃうかな…?
ジョングク
ジミン
テヒョン
ホソク
ナムジュン
ユンギ
ナムジュン
ジン
毎日、朝はヒョン達と机を囲んで騒がしくご飯を食べるのが日課になった
そして、今日は僕たちのデビューする日だ 僕は、少し…いや、結構緊張している
人前で、歌って踊るのは恥ずかしい気持ちもあるけどヒョン達となら大丈夫
何故か自然とそう思えてしまうんだ
僕たちは“BTS”と書かれている楽屋まで行く
楽屋の広さは、7人にしては少し狭いくらいだったけどまぁ使えるだろうと思って言わないようにした
そして、少し早いけど荷物を置いてステージの裏までケータイだけ持って行く事にした
バラバラの場所にそれぞれのバックを放り投げてから、僕達は楽屋を出た