そる
そる
そる
そる
そる
そる
愛ゆえの
らっだぁさんsiten
当たり前の愛を当たり前に受け取る
そんな至って当たり前のことが、いつから出来なくなったんだろ
リスナーのみんなは、口は悪いけど俺のことをアイしてくれて、
運営だって、俺の、ことを……
アイしテル?
みんなほんとに俺のことを愛してくれてんのかな
それは俺の妄想?
でも、みんな、好きって………
アレ?
俺、みんなに好きって言ってもらったことあったっけ?
いつも聞く言葉は必ず『嫌い』
『好き』って言葉、最後に他の人から言われたのっていつだっけ
わからない
覚えてない
思い出せない
『好き』よりも『嫌い』を長い間聞いてきたから、
なにも、わかんない
今日上げた動画は我々ださんとのコラボ動画で、
我々ださんの企画の『青陰キャ人狼』ってやつをやった
今からその打ち上げに行く
らっだぁ『……はぁ』
昨日、寝れなかったからかな
気分が悪い
でも、行かなくちゃ…
「ガチャ」
「バタン」
憂鬱なまま家を出て、打ち上げ会場の居酒屋へ足を進めた
ゾム『あ、らっだぁさーん!!』
らっだぁ『…ゾムさーん!!』
らっだぁ『あれ?ゾムさんだけ?』
ゾム『他の奴らももう時期来ると思うで!』
らっだぁ『じゃぁそれまでなにか頼んでよっかなー』
ゾムとりあえずビールでも頼みます?
らっだぁ『お、いいね〜!』
鬱先生『おいゾムコラ』
ゾム『あ、大先生』
ゾム『とシャオコネトンショピ』
ゾム『あれ?ロボロは?』
シャオロン『ロボロは仕事の用事で抜けた』
シャオロン『部長さんから電話きたって』
鬱先生『らっだぁさんどーも〜』
らっだぁ『あ、どーもどーも〜』
コネシマ『とりあえずなんか食うか』
トントン『はよ席に着くか』
ショッピ『…………』
ゾム『いや〜今回の青陰キャ人狼大成功やな!!』
シャオロン『普通におもろかったしまたやりたいな』
ショッピ『もちろん本家のらっだぁさん込で?』
らっだぁ『だれが本家だって?』
コネシマ『ア”ーーーーッハッハッハwww』
コネシマ『本家wwwww』
トントン『おもろいのはわかるけどコネシマお前は笑いすぎww』
そんな和気あいあいとみんなが笑いあってる中、
「ピロン」
と、LINEの通知音が鳴った
音がした方には大先生
ゾム『大先生………まさか女と?!』
鬱先生『んなわけあるかい!!』
トントン『えー?じゃぁだれからのLINEなん?』
鬱先生『チーノチーノ』
鬱先生『「僕も呼んでくださいよぉ」やって』
コネシマ『で?なんて返したん?』
鬱先生『「またいつかな」って返した』
トントン『返し草ァ』
それからしばらく、みんなが和気あいあいと話してたら
ショッピ『あ、僕トイレ行ってきます』
シャオロン『俺も行ってこよ〜』
トントン『俺も行こ』
ゾム『俺着いてこ
コネシマ『俺タバコ吸ってくるわ』
いきなりみんながトイレやら外やらへ行った
つまんなかったのかなとか思いながらジョッキに入ってるビールをグイッと飲む
するといきなり
鬱先生『らっだぁさん、なんか悩みでもあるんすか?』
と、突拍子なことを俺に聞く
らっだぁ『……なんでそう思うんですか?』
鬱先生『今日、顔色も良くないし口数だって少ない。どこか上の空って感じだったらだれだってそう思いますよ』
鬱先生『もう他の奴らも気づいてると思いますよ?』
鬱先生『特にショッピくん』
らっだぁ『え、?なんでショッピくん、?』
鬱先生『らっだぁさんがショッピくんを好きなのと同様に、ショッピくんもらっだぁさんのこと昔っから好きやったんすよ』
鬱先生『だからさっき僕にLINEで「らっだぁさんの様子がおかしいです。大先生、助けてやってください」って送ってきたんすよ』
らっだぁ『……………ッ』
さっきのLINEは、そういう……
鬱先生『僕も薄々気づいとったし。ゾムほどらっだぁさんとは喋ってへんくても、話聞くくらいなら僕にだってできますよ』
鬱先生『今は2人だけなんです。悩み、ぶちまけちゃってください』
らっだぁ『………ッ』
声が、出そうになる
らっだぁ『……ぁ…ッ』
声が漏れる
らっだぁ『…おれ、おれ……あいされてるか、わかんなくなって……ッ』グス
声と涙が一緒に出てくる
もうだめだ
止まらない。止められない。
らっだぁ『運営も、リスナーのみんなも、おれをほんとに好きでいてくれるのか、わかんなくなって……ッ』グス
らっだぁ『さぃごに、すきって、他の人から言われたのも、もう何年も前で………ッ』グス
らっだぁ『そぅ考えたら、おれ、価値あんのかなって……ッ』グス
鬱先生『……そっすか』
鬱先生『……らっだぁさん、これだけは覚えとってください』
らっだぁ『………?』グス
鬱先生『ワイテルズのみなさんも、日常組のみなさんも、ほんでウチ(我々だ)も、なんだったら運営のみなさんだって、らっだぁさんが好きやから一緒におるんです。じゃなきゃこんな長くらっだぁさんに付き合ったりなんかしませんよ』
らっだぁ『……みん、な…、?』グス
そっか
ほんとはみんな、俺の事好きでいてくれたんだ
……ぁ、やばい
安心、したら……
眠気が………
鬱先生siten
ショッピ『……らっだぁさん、どうでした?』
鬱先生『自分がみんなに愛されとるか不安になったんやって』
ゾム『……好きやなかったら、こんな絡まへんのに』
トントン『まぁまぁ。不安になることは誰だってあるやろ?』
シャオロン『らっだぁさんの周りにいる人らがみんならっだぁさんに対してツンツンやからなぁ……』
コネシマ『でも、らだおくんはほんまに愛されとると思うで?』
コネシマ『さっききょーさんに「らだおくんをウチに移動させてもいいっすか?」って電話したら「したら絶対許さん。殺す」って帰ってきたからな』
トントン『お前なにしてんねん!!』
鬱先生『まぁまぁ。今らっだぁさん安心してか知らんけど寝とるから静かにな』
シャオロン『そういえばショッピくんはいつかららっだぁさんのこと好きやったん?』
ショッピ『……ニコニコ時代からっすかね』
コネシマ『割と古参やん!』
コネシマ『らだおくん知ったら喜ぶやろうなぁww』
ショッピ『やめてください殺しますよ?』
コネシマ『怖っ』
シャオロン『喧嘩か??喧嘩か??』
トントン『やるなら外でやれ』
ゾム『………リスナーも、運営も、素直になればええのに』
ゾム『そうしたら、らっだぁだって、悩まなくて済むのに………』
鬱先生『……ま、愛ゆえやろ。』
ゾム『……今度、らっだぁをこんなに悩ませたら、次はホンマにウチが貰うから』
鬱先生『ゾムさん怖いっす』
コメント
118件
らっだぁもこれを書いた主さんもすごいし、スキィィ!!! アッキモかったら無視してください。
らだお〜好きだぞ〜い!!!!!!꒰ঌ𝕃 𝕆 𝕍 𝔼 ໒꒱(ウェェェェェェェェェェイ!!!!!!)
あー、そういう系好きでーす!