マルコ
○○
バァァン!!
エース
私の運命は決まっていたんだ、
貴方達が私を呼んでくれなかったら
最期ここまで生きたいと思わなかったよ
小さい頃、両親を天竜人に殺されて奴隷として生きてきた
感情を露わにするとすぐに殴られる
あまり感情を表に出さない性格になった
私は何かと海賊という存在に縁がある
奴隷生活から抜け出すことが出来たのも、
天竜人から離れた場所に住むことが出来たのも、
全ては海賊のおかげ
海軍は「正義」を名乗ってる癖に
私達奴隷には一切見向きもしない
だが逃げてから束の間、
私は天竜人の妻になることになってしまった
天竜人
○○
天竜人
○○
天竜人
皆
親の指図で息子の結婚相手が決まるの!?
さすがにビビった私は、戸惑った
だが、私も1人の人間だ
○○
○○
皆
客
こんな人たちの為に店を手放すなら死んだ方がマシだ、
そう思った
客
天竜人
○○
天竜人
これは3時間前の話、
勝手な話、結婚式が1週間に迫っている
酒場に来て、よく話をしてくれる海賊がいた
マルコ
それは、かの有名な《白ひげ海賊団》
今日のメンバーは、マルコさん、イゾウさん、サッチさんの3人
イゾウ
○○
○○
私が笑顔になると
サッチ
マルコ
1ヶ月くらい停泊している常連さんにバレてしまうとは、、
○○
○○
マルコ
○○
その人はよく私の仕入れ時間に店に来る白ひげ海賊団のお客さん
準備中は営業してないのに、毎回その時間帯に来て、一緒に買い物しながらエースの冒険話を聞くことがよくあった
でも何故今エースの名前が出てくるんだろう
今の私は知る由もなかった
イゾウ
○○
○○
何度こうして海賊の誘いを断ってきたか
一時は190cmある外科医さんに無理矢理船(?)に来させられたり、
酒豪の赤髪さんが酔ったフリして、嫁だァ〜なんて言ってたなぁ、
サッチ
イゾウ
マルコ
サッチ
私のタイムリミットは始まっていた
だが、一瞬だけ
ほんの少しだけ
こんな人達とずっと一緒に居たいと
不覚ながら思ってしまった
コメント
2件
ありがとうございます!
これからどうなるのか 楽しみです!続き待ってます!