9話-悪魔-
前に霊を祓った日から
3ヶ月がたった日
再び、霊の目撃情報があった。
弦
久しぶりだからか
少し疲れた。
今日は家に帰って
本の続きでも見よう。
弦
弦
ルーク
弦
ルーク
弦
ルーク
弦
ルークの様子が変
弦
ルーク
弦
手を広げて少しすると
ルークは戸惑いながらも
俺を抱きしめる…
ルーク
弦
ルーク
やっぱり。
呼吸が荒い
ルーク
弦
すると
ルークの体から
ピキピキ…と
ガラスにヒビがはいるような音がした
ルーク
ルークの体に力が入る
ピキ…
…パキパキ…
ルーク
ルーク
更に呼吸が荒くなる。
ルークの背中に手を伸ばし
背中を撫でる
弦
ルークの首を見ると
悪魔の呪いが進行していた。
ルーク
ルークの体に力が入ると
左手の爪が俺の背中に刺さる
弦
ルーク
ルーク
弦
ルーク
ピキ…
ルーク
弦
ルーク
更に爪が深く刺さる
弦
ピピ…ピピ…
ルークの首輪の光が
赤く点滅する
弦
ルーク
ピピ、ピピ
弦
弦
ルーク
このままここにいれば
施設のクソどもに捕まる
早くルークを落ち着かせて
逃げるしかない。
ルーク
ルーク
弦
ルーク
ルークの呼吸が落ち着いて来ると
地面に崩れ落ちる。
ルーク
見覚えのある服の奴らが
俺達の周りを取り囲む。
弦
ルーク
疲れ果てた泣き声のルークは
抱きしめたまま謝りつづける。
遅かった。
コメント
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ははっ、僕の出番だ!! この、僕が君たちを呪ってあげようじゃないか!!(オリキャラ) (※通用はしない) 僕を盾にして逃げなさい…二人とも…よ((