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主
主
主
主
私がまだ幼かった頃、 母がお空へ行ってしまった
何が起きているのか 全く分からなかった
“それ”を理解しようとするには 私はまだ子供すぎた
ただ分かっていることは “お母さんが居ない” それだけ
5年前
類
司
司
類
寧々
司
えむ
すた
寧々
類
司
えむがどこからかの方面から 飛んでくることは もう 全員慣れていたと思う
寧々
寧々
寧々
寧々
えむ
えむ
えむ
寧々
寧々
司
類
類
司
類
多分、 “お母さん”みたいって 言おうとしたんだろうな
類は私に“お母さん”が居ないこと 知ってるから そんなこと簡単に言えないみたい
寧々
寧々
類
司
えむ
えむ
寧々
私は“お母さん”を知らない
“お母さん”の 優しさも匂いも暖かさも 存在も
分からない
類
類
寧々
類に気遣われている
そんな事しなくても私は もう“お母さん”で傷つかないから 大丈夫だよ
※保育園です◜𖥦◝
先生
先生
寧々
先生
寧々
寧々
寧々
寧々
寧々
家に帰ってから類の家に行って 大泣きしながらそれを類に話して…
ふふ、 類、すごく焦ってたなぁ…
寧々
寧々
司
司
えむ
類
司
先生
寧々
お父さん大丈夫かな
“お母さん”が居なくなってから 毎日毎日お酒を飲んでいる
この間は紐に首を乗っけて……
寧々
寧々
冬弥
冬弥
寧々
寧々
冬弥
司
類
類
寧々
少し気持ち悪い気がする
寧々
寧々
寧々
寧々
冬弥
冬弥
冬弥
寧々
冬弥
寧々
寧々
寧々
司
司
寧々
『人を思う気持ち』が 無くなったら私は ただ迷惑をかけるだけの人間に なるじゃない
違う、… 哀れな私を見せないように 自分で自分を避けて…
いい、人に、 愛情を持って、生まれた、子に
なりたかっただけ
そう見せたかっただけ
やっぱりまだ気持ちが悪い…
寧々
寧々
寧々
寧々
類
司
冬弥
ガラガラガラ…
自分のことは後回し
それでいい
寧々
びちゃびちゃびちゃ……
先生、袋用意しといてくれて 助かった
迷惑、かけちゃうけど
司
寧々
寧々
出来ないことは皆で助け合って
えむ
寧々
寧々
えむ
えむは最近あんまり…… 笑顔なんだけど笑顔じゃないから。
類
寧々
類
類は最近眠れないみたいだし ちゃんと食べて寝て欲しい
えむ
寧々
寧々
寧々
求めすぎず与え続けて
草薙寧々は後回し
主
主
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