西澤 香帆
そう言って帰ろうとする
翔太を引き止める.
中口 翔太
西澤 香帆
西澤 香帆
中口 翔太
西澤 香帆
そして今日も翔太の家へ.
いつもの場所に
腰をかけ話し始めた.
西澤 香帆
西澤 香帆
だるそうに起き上がる翔太.
最後の日も冷たいんだね.
西澤 香帆
西澤 香帆
西澤 香帆
これ程ドキドキすることなんて
告白の時以来.
重たいのは重々承知.
でも、ここまで来れば
誰だって不安になるでしょ?
それに大体予想は付いてるのに
どこか好きって言ってくれるかも
って期待してる自分がいる.
でも、あなたは期待を
裏切るの得意だよね.
中口 翔太
…またその返事だね.
所詮翔太にとって私は
その程度だったんだ.
あはは……
わたしバカみたい.
聞いても聞かなくても
一緒だった.
西澤 香帆
西澤 香帆
中口 翔太
さすがに私から別れの言葉が
出てくると思わなかっただろう
翔太は目を見開いてる.
もうね、この辛さに
縛り付けられてるのは辛いの.
西澤 香帆
西澤 香帆
西澤 香帆
西澤 香帆
西澤 香帆
西澤 香帆
西澤 香帆
西澤 香帆
西澤 香帆
西澤 香帆
西澤 香帆
西澤 香帆
西澤 香帆
西澤 香帆
中口 翔太
私の名前を呼ぶ彼を横目に
翔太の家を飛び出した.
目からポタポタと生ぬるい
雫が落ち、周りの人から
すごい見られてるけど
今はそんなこと関係ない.
わたし、本当に翔太のこと
好きだったんだな.
あぁ. 何でこうなったんだろう.
翔太があぁなったのも
私のせいなんだよね…
家に着くとすぐさま
ベッドに蹲り涙を流した.
お母さんが何か言ってたけど
そんなの知らない.
◇
◇
西澤 香帆
あれから泣き疲れて
寝てたんだろう.
時計は19:00を指していて
鏡を見るとわたしの目は
パンパンに腫れ上がっている.
西澤 香帆
西澤 香帆
リビングに置いてある
置き手紙と1000円札を見て
ふと思い出す.
西澤 香帆
西澤 香帆
私は何も考えず
財布を持ち玄関を開けた.
西澤 香帆
中口 翔太
そこにはさっき別れを
告げた彼が立って私の名前を
消えそうな声で呼ぶ…
西澤 香帆
西澤 香帆
中口 翔太
自分で中口くんと呼んだのに
ズキズキと胸が痛む.
西澤 香帆
中口 翔太
西澤 香帆
西澤 香帆
西澤 香帆
西澤 香帆
なんでこう、自分でも胸に
刺さるような言葉を
言ってしまうんだ…
中口 翔太
今までの行いをごめんで
済ませるほど今の私は甘くない.
ごめんから一言も話さない
翔太を避け動こうとするけど
阻止された.
中口 翔太
こうやって抱きしめられるの
いつぶりなんだ…
でも、もうわたし達は…
中口 翔太
西澤 香帆
西澤 香帆
中口 翔太
西澤 香帆
西澤 香帆
中口 翔太
中口 翔太
そう言う彼の声は
すごく消えそうだけど
そんなの私には関係ない.
でも、なんで冷たかったのかは
気になってしまう…
西澤 香帆
西澤 香帆
西澤 香帆
西澤 香帆
中口 翔太
中口 翔太
西澤 香帆
なにその馬鹿な理由.
それにわたしは半年も
苦しまされてきたの?
バッカみたい…
中口 翔太
中口 翔太
中口 翔太
中口 翔太
中口 翔太
中口 翔太
中口 翔太
中口 翔太
中口 翔太
中口 翔太
中口 翔太
中口 翔太
中口 翔太
中口 翔太
中口 翔太
中口 翔太
中口 翔太
中口 翔太
なにそれ…
西澤 香帆
西澤 香帆
西澤 香帆
西澤 香帆
西澤 香帆
西澤 香帆
西澤 香帆
西澤 香帆
西澤 香帆
西澤 香帆
ほんっとありえない!!
中口 翔太
中口 翔太
中口 翔太
中口 翔太
中口 翔太
西澤 香帆
西澤 香帆
好きだばか.
西澤 香帆
西澤 香帆
西澤 香帆
中口 翔太
西澤 香帆
そう言って翔太は
私を抱きしめる腕を
ぎゅっと強くした.
中口 翔太
西澤 香帆
中口 翔太
西澤 香帆
西澤 香帆
西澤 香帆
西澤 香帆
西澤 香帆
翔太の抱きしめる腕を解き
翔太の頬に手を当てて
キスをした…。
中口 翔太
中口 翔太
中口 翔太
中口 翔太
中口 翔太
西澤 香帆
西澤 香帆
中口 翔太
end.
読んでくれて📖 ありがとです!!☺︎ ぜひ他の作品も 見てみてください!!☃
コメント
12件
なんか読み終わった時、涙が出てきた…笑 超良すぎ。いいね押させて頂きます!!!
こういう系見たら涙出るww
え……めっちゃ好きなんだけど、、 最 & 高💗👍