第1話
大ちゃんと出会ったのは、
6月の雨の日だった、
上田はる
バイトを終えたばかりの私は
外に出た瞬間に雨の存在に気づく
上田はる
そんな時、
西畑大吾
上田はる
上田はる
バイトの先輩の西畑大吾さん、
だけど先輩の傘に入るのは 気が引けて、
上田はる
上田はる
びっしょびしょに濡れる覚悟をして 走り出そうとすると
西畑大吾
上田はる
がっしりと掴まれた左手に びっくりして、転けそうになる、
西畑大吾
上田はる
シフトあること忘れてたし、 そんなこと考えてなかった、、
西畑大吾
西畑大吾
西畑大吾
上田はる
西畑大吾
上田はる
西畑大吾
上田はる
バイトの先輩とはいえ、
バイトの内容以外では話す機会が 全然なくて、
実質話したのはこれが 初めてなのかもしれない、
兄弟の話、
大学やプライベートの話
たった15分間の帰り道も
得意じゃなかった雨も、
楽しくてウキウキしていた
上田はる
西畑大吾
西畑大吾
上田はる
上田はる
西畑大吾
上田はる
西畑大吾
上田はる
傘で頭が見えなくて
なんだか惹き込まれて
これが恋だって知ったのは、
このときだった、
それからというもの、
半月かけて、 必死にアピールして、
7月、
西畑大吾
西畑大吾
上田はる
上田はる
雨の降っていない帰り道、
サラッと言われた言葉、
西畑大吾
西畑大吾
西畑大吾
上田はる
全然ダメなんかじゃないです、
気がつけば口にしていて
西畑大吾
上田はる
大ちゃんの腕の中で言った言葉は、
本心だった、
この時までは、
次の日、
物音がするはずのリビングには 音がなくて、
上田はる
朝は家にいるはずの 2人で暮らしている 姉の姿がなかった
その後、1日、
2日、
3日経っても帰って来なくて、
姉の携帯に電話をかけてみたけど、
1回目は繋がらなくて、
2回目、電話を繋いでみると、
「もしもし」
上田はる
この声は、お姉ちゃんじゃない、
「警察のものですが、」
上田はる
「上田かなさんの携帯ですね、」
上田はる
「かなさんは 今、死亡が確認されました、」
上田はる
「姉御さんは何者かによって、 殺されたとみて捜査しています」
切れた電話の画面を見つめて、
気がつけば涙が止まらなくて、
何日もの間私はバイトにも、 大学にも行く 気力がなくなっていた、
姉が殺された
誰かによって、
第2話まで
♡400以上
今回STORY書くのが難しいので ♡いっぱい押してくれればモチベ上がります😳
コメント
22件
誰がやったん…。 ま、ま、まさか、、大吾くんな訳…、