WTの短編たち

今日は、待ちに待ったきんときとのデートの日！

前もデート計画してたんだけど、僕に急用が入っちゃって無くなっちゃったから今回こそ成功させると意気込んで、昨日から準備してるんだぁ〜

前回のごめんねという気持ちを込めてプレゼントを買っておいた

きんとき喜んでくれるかなぁ～

呼ばれたので、急いで部屋を出る...正しくいうと"出ようとした"

立ち上がった瞬間、めまいがして床に倒れ込んでしまった

きんときを心配させないために、ゆっくりだけど階段を降りる

そそくさと自分の席に座る

「いただきます」と言って、ご飯を食べる

だけど、手が進まない

いつもなら、「きんときのご飯まじで美味しい〜!」ってバグバグ食べてるのに、少し食べるだけでお腹いっぱいなり、気持ち悪くなってくる

いいのがなかったので、そのままです...すみません

トイレに着くと、さっき食べたものが食道を逆流して、出てくる

だが、吐き気は残り続けて気持ち悪いので、口の中に指を突っ込む

急いで、水を取りに行ってくれるきんとき

迷惑かけちゃったなぁ～...

僕のことを軽々と持ち上げるきんとき それも、お姫様抱っこだし...///

僕の部屋についたら、すぐにベットに置かれた

体温を測ったところ、体温計をすぐに奪われ、すごく高かったのかきんときがびっくりな顔をした

僕の頭を優しく撫でて、部屋を出ていった

早くしてくれてるのに、体調が悪くてか寂しくて来るまでの時間が長く感じる

ベットの近くに、きんときに誕生日プレゼントでもらったぺんぎんのぬいぐるみがあったので、抱きついた

このぺんぎんがきんときだと思って

泣いているところを見られたくない衝動で、布団に潜ってしまった

「大丈夫?めくるよ」と言いながら、布団をめくり僕の顔を見る

僕を安心させるためか背中を撫でてくれる

優しくハグをしてくれる

ぬいぐるみと違って、あったかくてきんときの匂いがして安心する

安心したからか僕は寝てしまった

寝ちゃってから、時間が経ってもう日が沈んでいた

周りには、冷えピタや飲み物が置いてある

さっきよりも体のだるさが軽くなっていた

ドアをノックして、きんときが入ってきた

僕の額にキスをしていった

きんときのせいでドキドキしっぱなしなんだけど!

身体を起こすのを手伝ってくれる

おかゆあんまり好きじゃないけど、美味しそうに見えた

きんときは優しく微笑んで、「いいよ」といってくれた

指さしてくれるけど、どこに付いてるかわからない

僕の口周りについていたご飯粒を取って、きんときはそれを口に入れた

おかゆを食べ終わった

しかし、僕の一番嫌いな時間が来てしまった

きんときは僕の言ったことをはぐらかして、雑談をしはじめた

本当に飲まなくていいのかな

きんときが僕が薬を飲むために持ってきていた水を飲んだ

そして、薬も...薬も！！

急にキスをしてきて、口に含んでいた水を飲ませてきた。いわゆる口移しというやつ

「じゃあ、もう寝な」と言いながら、布団をかけてくれる

きんときの服の裾を引っ張る

僕の手を握りながら、お腹をぽんぽんしてくれた

次の日、起きたら体調も良くなっていたので朝ごはんを作っておいた

それで、きんときを呼びに行ったら、僕の風邪が移っちゃてて看病したのは別のお話

前、♡の数少なくて悲しかったのでたくさんしてほしいです...