紫耀side
あれから廉は退院した。
廉自身にも、学校に行きたいという意思はあるらしい。でも行きたいけど無理かもしれない、という思いが廉の中で渦巻いてるみたい。
そして、廉は俺と一緒だったら頑張れるかもしれない、と思ったらしくて、今日から俺の学校に転校してくることになった。
廉を迎えに行く。
ピンポーン
廉ママ
紫耀
廉ママ
廉
紫耀
廉
紫耀
廉
廉ママ
紫耀
そして、車に揺られながら学校を目指す。
車の中でも、廉は不安そう。優しく声をかけてあげて、背中を撫でてやる。
学校到着!
廉ママ
廉
紫耀
廉ママ
紫耀
そして校門をくぐると、生徒が沢山居た。あ、ちょうど登校ラッシュに当たったわ…。俺、何やってんだよ!
廉
紫耀
そして、何とか校舎に入って職員室へ。先生方には、廉のことを伝えているから、心配ないのだけど…。
紫耀
廉
紫耀
大倉先生
紫耀
先生たちも、それなりに人数は多いから廉も怖いみたい。
何とか大倉先生のところまで連れていく。
大倉先生
廉は下を向いたっきり、何も話さない。
紫耀
大倉先生
廉
大倉先生
紫耀
大倉先生
廉
紫耀
大倉先生
紫耀
大倉先生
紫耀
廉
大倉先生
紫耀
廉
廉は頷いたものの、俺の服の袖を握る力に力を込める。
そりゃ怖いよな。30人近くいる教室入っていくんだもん。
俺だったら、絶対無理。でも、なんでも諦めずやる廉が、俺は小さい頃からずっと大好きだった。
大丈夫、俺がいるからな…
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続きが楽しみです!