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unfading wishing

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unfading wishing

6 - episode.5

♥

25

2025年03月26日

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菅原孝支

次はどことだっけ?

澤村大地

たしか梟谷

菅原孝支

まじか〜

(やっぱり、体が覚えてる)

(あの人のことを)

…今度、聞いてみよっかな、?

俺には、

前世の記憶がある。

そこで出会った女の子。

大切だったはずなのに思い出せないのだ。

今の時点で俺にあるヒントは

このキーホルダーのみ。

(さっきみつけたスマホについてたもの、)

(あれは明らかに俺とお揃いで買ったものだ)

ここにあの時の知り合いの

生まれ変わりがいるんじゃないかと胸が騒ぐ。

その候補があの人。

(烏野高校…菅原、さん…)

何かがつっかえる。

きっと、関わりがあるはず。

夕方_。

監督

今日はこれで終わりです

監督

もう少ししたら夕飯ができるそうなので

監督

手伝いに行くように

うぃーっす

国見英

あ、あの…

国見英

菅原さん、

菅原孝支

菅原孝支

俺?

国見英

少しお話しいいですか、?

菅原孝支

お、おう?

菅原孝支

大地、先行っといて

澤村大地

わかった

国見英

あの、俺、___ですけど

国見英

__って___しますか?

菅原孝支

は、

菅原孝支

そうなのか…

菅原孝支

ほぉ〜、

菅原孝支

__は___よ

国見英

そうですか

国見英

ありがとうございます

菅原孝支

いいよ〜

菅原孝支

(にしても、)

菅原孝支

(意外だったな)

いただきまーす!!

〇〇

ん!

〇〇

おいし〜っ!

縁下力

うまいな、

〇〇

えっへへ〜、

〇〇

その味噌汁、私が作りました〜!

縁下力

まじか、

縁下力

めっちゃお袋の味って感じ

〇〇

そんな褒めてもなんも出てこないよ〜?

縁下力

何も求めてないよ笑

菅原孝支

あー!

菅原孝支

もう食べてる〜!!

〇〇

スガさん!

〇〇

何話してたんですか?

菅原孝支

内緒〜

〇〇

えぇ〜

菅原孝支

チラッ

国見英

国見英

ペコリッ

〇〇

どーしたんですか?

菅原孝支

なんでもない

菅原孝支

よっしゃ食うべ〜!

〇〇

たくさん食べてくださいね!

〇〇

っ!!

〇〇

クラッ

縁下力

〇〇!

ガシッ!

縁下力

大丈夫か!?

〇〇

う、ん

〇〇

だいじょー、ぶ…

〇〇

フッ

縁下力

〇〇!?

菅原孝支

大地!

菅原孝支

監督呼んで!!

澤村大地

お、おう!

澤村大地

監督!!

〇〇

(あ、れ…)

みんなの声が聞こえる。

私を呼ぶ声を。

でも…起き上がれない…。

あ…意識、が…。

サァァァア‼︎

??

〇〇さん

〇〇

あ、___さん!

今日はお土産を持ってきました

〇〇

お土産、?

これだよ

そう言って差し出したのは、

サファイアのキーホルダーだった。

強い願いを持っていれば、

強く光るそうだよ

〇〇

へぇ…

〇〇

素敵ですね

そうだな

これを君に

〇〇

いいんですか、?

いいですよ

〇〇

ありがとうございます!!

君は青色でいいか?

〇〇

はいっ!

〇〇

青好きです!

俺は赤、孝支さんには緑

みんなでお揃いだ

〇〇

お揃い…っ

〇〇

嬉しいです!

よかった

前世の記憶だ。

でも、今日のはいつもと違う。

なんだか、彼がいつもよりよくわかるような、

そんな気がした。

その時吹いた風が、

「もうすぐだよ」と

囁いているようにビュウっとなった。

〇〇

バッ!

〇〇

…保健室、?

あ、起きましたか?

国見英

〇〇先輩

〇〇

英、

〇〇

うん、

国見英

びっくりしました

国見英

いきなり倒れだすから

〇〇

ごめん、心配かけて…

〇〇

てかなんでいるの?

国見英

心配だったので

国見英

見に来ました

〇〇

そっか…

〇〇

(きっと、英だけじゃない)

〇〇

(みんなに迷惑かけちゃったな)

〇〇

ごめんね、迷惑かけて…

国見英

迷惑なんかじゃありませんよ

〇〇

!!

国見英

俺が勝手にやってることです

国見英

別に迷惑なんかじゃないです

〇〇

…ありがと

ガラッ!

岩泉一

国見!

岩泉一

いつまでサボってんだ!!

国見英

あ、バレた

岩泉一

早く戻るぞ!

岩泉一

あ、〇〇?だっけ?

〇〇

あ、はい

岩泉一

大丈夫か?

岩泉一

しっかり休めよ

〇〇

ありがとうございます

岩泉一

じゃ、国見行くぞ

〇〇

あ、英っ!

国見英

国見英

なんですか?

〇〇

岩泉さん?だっけ…

岩泉一

そうだ

〇〇

英と少し話をしてもいいですか、?

〇〇

話したらすぐ行かせます

岩泉一

わかった

岩泉一

国見、ちゃんと来いよ

国見英

はい…

ガラガラガラ…

国見英

話ってなんですか?

〇〇

英はさ、なんで

〇〇

なんで練習サボってまでも私のそばにいたかったの?

国見英

!!

国見英

…意外と鈍感ですね

国見英

わかりました

〇〇

国見英

今日の夜、屋上で少しいいですか?

〇〇

え、あ、わかった…

国見英

ありがとうございます

国見英

では

ガラガラガラ…

〇〇

鈍感、?

〇〇

そんな気づかないものなの、?

〇〇

(ていうか)

今日見た前世の記憶。

いつもより鮮明に見えた。

あの人を知ることができるのは

ほんとにもうすぐってことなのかな、?

私の胸は高鳴っていた。

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