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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

???

あんたなんか産まなきゃよかった、

???

なんで産まれてきたの?

???

あたしの幸せを奪わないでッ!

???

あんたなんか要らない!

???

あの子一人で良かったのにッ...

???

どうしてッ
どうしてあたしを苦しめるのッ!

???

大嫌いよッ!悪魔の子!

誰か叫んでいる その言葉は俺に向けて放たれている

その人の顔は黒く塗りつぶされていて よく見えない 声も地声ではないような声をしている

ただひとつ分かること、 それは

彼女が泣いているということ

大粒の涙を流してこちらを睨み罵倒する それだけでどれだけ自分が憎まれているか 嫌でもわかってしまう

???

はぁっはぁっ

深夜 なにかの音で目が覚める

んん"、なに...

はあっはあっ

ないくん!

音の正体は ないくんの、大切な弟の荒い息の音

どうしたんや?

りうらの声で起きたのか まろが目を擦りながら体を起こす

ないくんがッ、

そう言うとまろは すぐにその場の状況を把握したのか 眠そうだった目が一気に冴えた

りうらは背中撫でて深呼吸するの
助けてあげてくれるか?

俺はあにき起こしたりするから

分かったッ、

慌てず落ち着いて、な

そう言いあにきの布団へ行った

ないくん?分かる?

おにっちゃっ

大丈夫!落ち着いて深呼吸しよ?

そしてまろに言われた通り ないくんの背中を撫で落ち着かせる

ないこ〜?

少し経つと ぬるま湯が入った桶と手ぬぐい を持ったまろとあにきが来た

ゆっすけさっん、

ないくんは泣きそうな目で あにきの方に手を伸ばす

俺やで〜大丈夫だからな〜

そう言いりうらからないくんを"奪って" 抱き締め頭を撫でる

はぁ、はぁ、

ないこ?大丈夫か?

濡れた手ぬぐいでないくんの額を拭い 心配の声をかけるまろ

だぃじょうぶ、

よかった...

しんぱいかけてっごめんなさい...

大丈夫だよ!
ないくんが元気でよかった!

俺はもう元気...!

なにがあったか話せるか?

...今日はやめとこうか、
ないこもまだ怖いやろ、、?

ぅん、...

じゃあ今日はもう寝て
明日話せる時話そっか

うん、

そして俺たちはまた 深く永い眠りについた

鬼の花嫁になりました

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神でした! ありがとうございます!

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