色々あり、家出することになってしまった新藤愛理(しんどう あいり)は、別居している兄の元へなんとか住ませてもらえないかと考えていた。 兄は、妹思いの優しい人で、面倒見のいい人だ。 あんな奴よりよっぽどいい。 やはり、持つべきものは、 友達より兄だ。
新藤 愛理
兄
兄
兄
兄
新藤 愛理
新藤 愛理
兄
やっぱり兄貴は頼りになる…。
新藤 愛理
兄
新藤 愛理
新藤 愛理
兄
新藤 愛理
新藤 愛理
兄
兄
新藤 愛理
兄
新藤 愛理
兄
新藤 愛理
兄貴の家は、現在地から 約1時間30分。 その間、最近流行のスプラッシャーズの曲、バイバイレモンを聴いていた。けど、周りの人は、音漏れのせいか、私を見る人がいた。 愛理が住む、このT県T市は、基本歩いて行けば何でもある場所だ。けど、その分、事件が起こりやすいということで有名な県でもある。そのため、警備員、警察が沢山いるのだが、それらは何かしら事件が起きた後に動く。だから愛理は警察を頼りない人々の集まりだと思っていた。
だから、こんな通知が来ても、 自分と彼氏しか頼りにならない。
そうしないと、私までが、あのニュースのように、傷つけられた後に、ニュースの材料にされる。人の不幸を甘い汁にされるのはごめんだ。 けど、このT市にも比較的、事件が起きてない所がある。そこが兄貴のいる所だ。T市はあまりにも広すぎると有名でもあり、端から端へいくのに、車でもかなり時間がかかるらしい。だから、街のマップなどには、A,B,C地点。と、アルファベットで区別されている。今私がいるのはT市、端の所だ。
兄
不在着信
兄
不在着信
兄
不在着信
兄
不在着信
兄
不在着信
きっも。こんなに通話かけんなし。
新藤 愛理
兄
新藤 愛理
兄
新藤 愛理
新藤 愛理
兄
新藤 愛理
新藤 愛理
兄
不在着信
兄
新藤 愛理
新藤 愛理
兄
新藤 愛理
兄
新藤 愛理
兄
新藤 愛理
兄
新藤 愛理
新藤 愛理
新藤 愛理
新藤 愛理
新藤 愛理
兄
新藤 愛理
兄
新藤 愛理
兄
兄
新藤 愛理
兄
新藤 愛理
新藤 愛理
兄
新藤 愛理
兄
新藤 愛理
兄
新藤 愛理
兄
やけにチャラチャラしてそう…。昔はこんなんじゃないのに。
兄
新藤 愛理
兄
兄
不在着信
新藤 愛理
兄
新藤 愛理
兄
兄
新藤 愛理
新藤 愛理
新藤 愛理
新藤 愛理
兄
兄
新藤 愛理
昔より、かなりおかしく なってんだけど…。
大丈夫か?この兄。
兄
不在着信
新藤 愛理
新藤 愛理
通話
00:08
兄
新藤 愛理
兄
兄
兄
新藤 愛理
新藤 愛理
新藤 愛理
通話
46:35
兄貴の家について、通話を切った。 なんだかんだ言って、すごく話した… 声を聞いて、元気そうでよかった。学校もうまくいってるようだし。 私とはまったく違う。
ふと駐車場を見ると、兄貴の車があった。ほかにも、住居者がいるようだ。 私は階段を上がっていく。すると、一番奥に、大きな段ボールが置いてあった。少し気になったけど、私は兄貴の部屋を探す。 部屋の番号は通話で言われてるからわかるけど、緊張するな…。 そういえば、兄貴の家にいくの初めてだ。どんな部屋なんだろう。女の子のフィギュアとか置いてないといいけど。
新藤 愛理
新藤 愛理
帰宅部の私は、鍛えていない足で歩いてきて、足がかなり疲れていた。だから、待ってるのも嫌で、ドアを開けようとした。
あれっ?空いてる?
ドアはあいていたが、家の中は暗闇に包まれていた。 そして、部屋の中が酷く臭かった。
新藤 愛理
新藤 愛理
新藤 愛理
新藤 愛理
私は暗闇の中で兄貴の名前を呼んだ。 けど、返事はなかった。
新藤 愛理
新藤 愛理
新藤 愛理
私は玄関の電気をつけようとスイッチをいれる。けど、反応がない。
あいつ電気代払ってないの!? つかないとかありえないんですけど!
兄
新藤 愛理
新藤 愛理
新藤 愛理
兄
新藤 愛理
兄
新藤 愛理
兄
新藤 愛理
新藤 愛理
兄
兄
兄
新藤 愛理
新藤 愛理
新藤 愛理
兄
兄
新藤 愛理
新藤 愛理
新藤 愛理
新藤 愛理
兄
新藤 愛理
新藤 愛理
新藤 愛理
新藤 愛理
新藤 愛理
新藤 愛理
新藤 愛理
新藤 愛理
新藤 愛理
新藤 愛理
新藤 愛理
新藤 愛理
新藤 愛理
新藤 愛理
新藤 愛理
新藤 愛理
新藤 愛理
新藤 愛理
新藤 愛理
兄
兄
兄
新藤 愛理
私は全力を出して玄関へと向かった。そして、ドアを開けて狂ったように階段を下っていった。
途中、警察の人に話をかけられ、逃げたら捕まえられた。 訳を話したら、警察の人達は、厳しい表情をして、私をパトカーに乗せた。 そして、そのあと、 実家から、死体が発見された。そして、兄貴の部屋からも、死体か発見された。
兄
兄
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