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桜木 優太
松浦，高城。
松浦 桜雨
はい。
高城 蓮
はい。
桜木 優太
遠足の班決めとバス座席決めるの手伝ってくれないかな?
松浦 桜雨
いいですよ。
高城 蓮
俺も。
桜木 優太
ありがと。じゃあ放課後教室な。
松浦 桜雨
はい。
高城 蓮
はい。
桜木 優太
（なんで，高城も誘ったんだろ……?）
桜木 優太
（教師と生徒の恋愛なんて認められないのに…。）
松浦 春
優太，どうした?
桜木 優太
え?
松浦 春
すごい顔が赤い。
桜木 優太
これは，あの，その…。
松浦 春
なに?隠し事?
桜木 優太
ち，違うよ。
松浦 春
じゃあ，言ってよ。
桜木 優太
（無理だよ，松浦のお兄ちゃんだろ。）
松浦 春
教えてくれないんだ…。じゃあ，俺が当てる。
松浦 春
松浦 春
彼女のこと考えてたのか?
桜木 優太
悪いがもう別れた。
松浦 春
いつ!?
桜木 優太
4月の最初の方。
松浦 春
なに?もしかして1年に好きな子出来た?
桜木 優太
い，いや…別に。
松浦 春
なんか怪しい…。
桜木 優太
ほんと何にもないから。
松浦 春
もしかして…桜雨のこと気になってんの?
ギクッ
松浦 春
図星か。
桜木 優太
ち，違う。これは…その。
松浦 春
怒らないから言えって。
桜木 優太
じ，実は…
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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