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お母さん
なつき
お父さん
なつき
お父さん
なつき
お父さん
お母さん
なつき
なつき
お母さん
お父さん
なつき
なつき
お母さん
お父さん
お母さん
なつき
そうして何気ない日々を送っていった
普通以上でも、普通以下でもない
何不自由なく暮らせる。
それがなつきにとっても、お母さんやお父さんにとっても
望まれた日常だったからだ
しかし、その日常が続くことにも限りがあった。
なつきは大きくなるにつれて、
「扉を開けてみたい!」
そう思うようになった。
ダメと言われれば言われるほど、
日が経てば経つほど
その思いは強くなっていった
そして、「扉を開けるな」
そう言われたあの日から10年程たったある日
家族3人の平和な日常に転機が訪れる
それは、桜の花が散り始めた頃の、
どんよりと曇ったある日の事だった
お母さん
お父さん
なつき
なつき
お父さん
お母さん
なつき
お母さん
お父さん
なつき
ガチャ
なつき
なつき
なつき
なつきは扉に手をかける
なつき
逸る気持ちを抑えて、
ゆっくりとドアノブをまわす
幸い、鍵はかかっていなかった
なつき
なつき
なつき
なつき
自分の気持ちを抑える為、声に出してそう呟いた
その時だった
開きかかっていた扉がひとりでに開いたのだ
なつき
なつきは絶句した
なつき
なつきの目に映ったのは
扉の外にある、
明るい世界だった。
作者:雪猫
作者:雪猫
作者:雪猫
作者:雪猫
作者:雪猫
作者:雪猫
作者:雪猫
作者:雪猫
作者:雪猫
作者:雪猫
作者:雪猫