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美葉
美葉
美葉
警察官
警察官
警察官
警察官
美葉
警察官
美葉
美葉
??A
??B
??B
警察官
??B
警察官
警察官
警察官
警察官
警察官
??A
警察官
警察官
警察官
美葉
美葉
美葉
警察官
警察官
美葉
警察官
??A
??B
警察官
私はその後、警察官の人に 保護された。
念のためと言われ、病院へ行き 両親の元へ帰された。
私のことを気遣ってか、警察官の人が 両親に事情を話していた。
両親は警察官の話に驚きを 隠せなかった様子。
一通りの話を終えて、警官が帰ると さっきまでいい親を演じていた人は
私をいつものように空気のような 扱いを受けた。
怖かったね。
優しい眼差しを向けられることも 無かった。
私は寂しかったのかな。
苦しかったのかな。
いろんな感情が入り混じって、 私は涙すら出なかった。
学校に行けば、どこから漏れのか 私が何をされたか根も葉もない噂が 流されていた。
あの子、誘拐されたらしいね
それに、初めて奪われたらしいね
うっわ、汚い〜
裏サイトに売り飛ばされそうになったらしいね
いろんなレッテルを貼られた。
最初は否定した。
でも、無駄だと分かった。
否定したら、逆に肯定と思われ、 事実でもない事が皆の中では 本当の事になってしまった。
信じられるのは自分しかいない。
そう思っているうちに、
私はだんだんと孤立していった。
つまらない人生。
人形のように、空気のように 過ぎていく日々。
だって、誰も私を望まない。
望んでくれない。
こんな私が消えたところで 何億の人は知らないし、変わらない。
最後なんて、みんな同じように 倒れていく。
あの世に逝くのが早いから遅いか。
たったそれだけの話。
だから、死のうと思った。
今日は晴天。
こんな日に死人が出るなんて、 誰も思わない。
いざ、屋上へ行くと気持ちいい風の中 「私は死ぬのか」 なんて。
いつ気づいたのか分からないけど、 止めにくる教師と生徒。
名誉や地位が崩れるのが怖い教師。
面白半分でスマホ片手に窓から屋上を 見上げる生徒たち。
ため息が出る。
でも、なぜかこの光景が
滑稽に思える。
彼ら(教師、生徒)から見れば 私を哀れんでいると思う。
でも、もう関係ない。
だって私はここから消えるから。
おい!落ち着け!
ダメだよ!降りて来て⁉︎
何も聞こえてないように、 屋上のフェンスを乗り越える。
教師A
止めに走ってくる教師。
美葉
ドラマでありがちな台詞。
教師A
ベターな展開だと思ってたし、 言うこともないと思ってたけど、 意外と言われたら効果的面。
教師A
教師A
余計に死にたくなるような言葉。
教師B
教師B
教師B
美葉
美葉
教師B
私の両親が心配してくれる人なら 私は今、ここに居ない。
ここ来ていない。
この人達は私の欲しい 言葉はくれない。
むしろ、私の心を押し潰す言葉ばかり 私に投げかけてくる。
心配してるなら、大丈夫?って 言ってよ…
それさえも与えてくれない。
でも、柊先生は言わなかった。
「生きろ」とか「どうして」とか そんなこと言わなかった。
それだけでも嬉しかったと思う。
柊先生
美葉
柊先生
美葉
柊先生
柊先生
柊先生
美葉
美葉
今、気づいたけど先生の膝の上で 私、寝てたの…⁉︎
美葉
柊先生
美葉
柊先生
美葉
美葉
美葉
美葉
柊先生
美葉
美葉
美葉
柊先生
美葉
柊先生
柊先生
美葉
美葉
美葉
タッタッタッ
柊先生
柊先生